FieldPointデバイスまたVIの左側にびっくりマークの付いた黄色い三角形が表示される理由



ハードウェア: Compact FieldPoint, FieldPoint

問題: LabVIEWのプロジェクトを開いた際、プロジェクトにあるFieldPointデバイスまたVIの左側にびっくりマークの付いた黄色い三角形が現れますが、これはなぜでしょうか。また回避策があれば教えてください。

解決策:
I/Oモジュールの左側にこのようなマークが現れる理由として、プロジェクトに対して与えられているIAKファイルがMAXで編集されたことが考えられます。LabVIEWはIAKファイルに依存しており、プロジェクト以外のところでIAKファイルが変更される場合、LabVIEWはエラーを出します。プロジェクトに与えられているIAKファイルは、プロジェクトと同じ名前で、同じディレクトリになければなりません。DHCPサーバーがコントローラに対して新しいIPを割り当てるような単純な変化があってもこのようなエラーが発生します。

I/Oモジュールの場合と違いまして、VIにこのようなマークが表示される場合、理由としてVIが元の場所から移動されたことが考えられます。LabVIEWプロジェクトは、中にあるすべての要素(VI、制御器など)をそれらの絶対パスではなく相対パスを介して参照するようになっています。ですので、VIをプロジェクトに追加した時の保存場所から移動しますと、プロジェクトはそのVIをもう参照できなくなり、このようなエラーが起きます。回避策として、プロジェクトからそのVIを削除し、新しくVIを追加します。

 



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報告日時: 12/03/2007
最終更新日: 06/11/2009
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