NI-DAQmx Base Task Configuration Utility と M シリーズデバイス



使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-DAQmx Base
使用ソフトウェア・バージョン: 1.5
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
NI-DAQmx Baseで M シリーズのデバイスをどのように構成するのでしょうか?NI-DAQmx Base Task Configuration Utility は M シリーズデバイスで使用できますか?システム上では lsdaq で認識されているにもかかわらず、mxBase Config で M シリーズデバイスを選択できないのはなぜでしょうか?


解決策:
Mシリーズ DAQ デバイスは DAQmx Base が実行中に生成される動的タスクのみと互換性を持ちます。動的タスクは、静的タスクを用いる場合に使用できるすべての機能に加えて、ユーザがタスクのパラメータを実行中に変更するための機能を持っています。DAQmx Base に付随する動的タスク生成のサンプルプログラムは、LabVIEW サンプルファインダの下記のパスから参照できます。

daqmxbase » dynamic » (使用する DAQ サンプル: ai, ao, ctr, dio)

Task Configuration Utility はUSB 6008/9とE シリーズボードしかサポートしていません。NI-DAQmx Base Task Configuration Utility は静的なタスクのみ作成します。静的なタスクにおいてユーザは構成済みのタスクパラメータに限定され、静的タスクを更新してアプリケーションを再度ビルドしないと変更できません。M シリーズデバイスを使用する際には動的にタスク構成を行う必要があるため、M シリーズデバイスを NI-DAQmx Base Configuration Utility で選択することはできません。

M シリーズデバイスが lsdaq で認識されている場合、このデバイスは正しくインストールされており使用可能な状態です。上記のサンプルプログラムを実行し、PCと接続できていることを確認してください。使用するためには mxBase Config で認識される必要はありません。


関連リンク:
チュートリアル: Programming Data Acquisition for Linux with NI-DAQmx Base
製品マニュアル: Getting Started Guide NI-DAQmx Base 3.x (PDF)
技術サポートデータベース 4N6AEFRM: Differences Between Static and Dynamic Tasks in NI-DAQmx Base

添付:





報告日時: 05/14/2005
最終更新日: 06/12/2017
ドキュメントID: 3LDJ5KN5