Archived: NI-DAQmx Baseを使用したPDA対応サンプルプログラムでエラー"-200473"が生じます

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問題: NI-DAQmx Base1.0.1を使用したPDA対応サンプルプログラムをPDAへダウンロードし、実行ボタンを押すと以下のようなエラーが発生しました。

"Read cannot be performed when task is not running. Start the task before reading. Error Code -200473."

エラーを解消する為に何か方法はありますか?

解決策: 問題はタスクの構成方法にあります。PDA上にダウンロードしたNI-DAQmx Baseと共に、タスクは初めにNI-DAQmx Base Configration Utilityで正しく構成されていなければなりません。異なるNI-DAQmx Base Configration Utilityの設定及びハードウエアを使用してサンプルプログラムを実行する際はこのエラーが発生します。デフォルトのハードウエア設定はNI-DAQmx Base1.0.1の場合NI CF-6004になります。

このエラーを解決する為には的確なタスクリストをインポートする必要があります。
以下の手順をお試しください。

  1. 次の手順でNI-DAQmx Base Configuration Utilityを起動します。

    スタート >> プログラム >> National Instruments >> NI-DAQmx Base >> NI-DAQmx Base Configuration Utility

  2. Import Task Listをクリックします。もし作成されたタスクが存在すれば、初めにExport Task Listで新しいファイルを保存しておいたほうが宜しいでしょう。

  3. PDAExample.cfgを選択し、OKボタンを押します。このファイルは以下ディレクトリにあります。

    C:\Program Files\National Instruments\LabVIEW 7.1\examples\daqmxbase

    この構成ファイルはPDA上でサポートされているDAQカード(PCMCIAタイプ)のタスクも含まれます。

  4. DAQmx Base Tasks listから実行するサンプルプログラムに対応したタスクを選択します。

  5. Deviceから使用するハードウエアを選択します。

  6. チャンネルの構成、レート、集録方法などDeviceの下のタブ制御器で各パラメータを設定します。

  7. Save & Exitを押すことで新しい設定が保存されます。


NI-DAQmx Baseを使用した新しいPDA対応のVIを作成する場合はNI-DAQmx Base Configuration Utilityを使用して個別のタスクを追加することも出来るほか、構成ファイルの保存や、必要な全体のタスクリストをエクスポートすることもできます。

関連リンク:
Drivers and Updates: NI-DAQmx Base Version 1.0.1 for Pocket PC 2003
Product Manuals: NI-DAQmx Base 1.x Getting Started Guide
技術データベース 3BC6I9GP: NI-DAQmx Baseのサンプルはどこにありますか。

添付:





報告日時: 09/15/2005
最終更新日: 04/09/2006
ドキュメントID: 3PE9QK88