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Archived: インストーラをビルドする時になぜ「Missing Distribution」や「Distributions Needed」のエラーがでるのですか。

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ハードウェア: PXI/CompactPCI>>Controllers

問題:
LabVIEW8.xでNI-DAQmx8.xのような追加のインストーラを含むインストーラを作成していますが、LabVIEWがソフトウェアの配布先を特定することができませんでしたというエラーが表示され、インストーラをビルドすることができません。作成しているアプリケーションはダイアログに書かれているような「missing distribution」とは関係ありません。なぜこのようなメッセージが表示されるのですか。



解決策:
作成したアプリケーションのインストーラをビルドするとき、LabVIEWランタイムエンジンや、NI-DAQmxのようなアプリケーションを実行するのに必要な追加のインストーラを含めるオプションがあります。もし、追加のインストーラをインストーラに追加するのであれば(インストーラプロパティの追加のインストーラにあります。下の画像を参照してください)、依存する追加のインストーラのすべてのコンポーネントが必要です。
例えば、DAQmx8.xを含めるときはMeasurement & Automation Explorer (MAX)が必要です。
LabVIEWは追加のインストーラの依存性、自動的に追加のインストーラと依存項目を含めます。(MAXは自動的にDAQmxに含まれます)。ビルドが始まると、LabVIEWはインストーラをビルドする度に、インストーラのオリジナルのソースを検索します。(たいてい送られたCD上にあり、従ってCD-ROMを参照します)。もし配布されたCDの内容をハードドライブにコピーするか、あるいはインストーラをハードドライブにダウンロードしたとき、この場所が参照されます。これらのファイルが削除されない限り、LabVIEWはファイルを見つけられます。またオプションとしてCDからインストールしている間のインストールファイルをキャッシュするというものがあります。これは今後の使用のためにハードドライブ上のLabVIEWのフォルダにファイルをコピーします。



もし、LabVIEWが特定された場所の中にインストールファイルを見つけられない時、ビルド中にインストーラファイルを特定するためのダイアログが立ち上がります。 上の画像はLabVIEW8.6でのプロセスのスクリーンショット、下の画像はそれ以前のLabVIEW8.xのバージョンになります。

メモ:
LabVIEW8.6:LabVIEW8.6ではインストーラのソースロケーションフィールドを編集することはできません。このプロパティを更新するためには、関連するソフトウェアをアンインストールし、インストーラを変えたい場所で再インストールしなければなりません。LabVIEW8.0から8.5のバージョン:インストーラがビルドされる度にインストーラソースの場所指定のダイアログをなくすためには、CDの内容をハードドライブにコピーしてください。その後、ビルドのプロパティの追加のインストーラのページでインストーラソースロケーションをハードドライブのCD内容をコピー先に修正してください。しかし、新しい場所を特定してもなお、他のインストールCDに対するダイアログが立ち上がる場合があります。

 



LabVIEWではビルド中に依存性エラーがあるかどうかで、以下のウィンドウが立ち上がります。



もしこのウィンドウが立ち上がったら記載されているソフトウェアがインストールされているか確認してください。もしインストールされていたら「Yes」をクリックし、継続してください。National Instrumentsソフトウェアはそれらファイルパスをローカルキャッシュに書き込み、次回からビルド中に依存性エラーが出ないようにします。もし、ローカルシステムにソフトウェアがない場合は「No」をクリックして、適切なファイルパスを指定してください。ソフトウェアがあるか不明なとき、追加情報を知りたいときは「Help」ボタンをクリックしてください。


共有インストーラの依存項目は他のNI製品で新しいバージョンがインストールされているかもしれず、その製品はインストーラをビルドするのに必要になります。

例えばNI-DAQmx8.0をインストールすると、MAX4.0もインストールします。
 
 
                              
2か月後、Measurement Studio 8.0をインストールしました。これはMAXの新しいバージョン4.1をインストールし、以前のバージョンMAX4.0を上書きします。(メモ:このMAXのバージョン番号は例に過ぎず、さまざまな製品とともに配布される実際のリビジョンには反映されません) NI-DAQmx8.0はMeasurement Studioに依存し、NI-DAQmx8.0を含むインストーラをビルドするときMeasurement StudioをインストールしたディストリビューションからのMeasurement Studioのインストーラが必要になります。更新された共有の依存性項目を含んでいるMeasurement Studioを直接含めていないので、アプリケーションビルダは依存性項目のインストーラのコピーが必要になります。

「配布」のソフトウェアはインストールCD上にあり、コンピュータ上にすでにインストールされているソフトウェアのことではないことに注意してください。(下の画像をご覧ください)



つまり、「DAQmx 8.0 distribution」を聞かれたとき、C:\Program Files\National Instruments\NI-DAQを指定してもうまくいきません。ドライバCDを挿入しビルダに場所を指定するか、ドライバCDのすべての内容をハードドライブにコピーし、そのインストーラを指定してください。
 
 


関連リンク:

添付:


installer source.bmp - installer source.bmp
Stage2.bmp - Stage2.bmp
Stage1.bmp - Stage1.bmp
installer location.bmp - installer location.bmp
additional Installers.bmp - additional Installers.bmpdaqmx_to_max.PNG - daqmx_to_max.PNG
daqmx_and_ms.PNG - daqmx_and_ms.PNG
daqmx_and_ms.JPG - daqmx_and_ms.JPG



報告日時: 12/09/2005
最終更新日: 08/17/2009
ドキュメントID: 3S88PJMY