Data Logging, Control, and Monitoring 1 コース概要

Data Logging, Control, and Monitoring 1 コースは、信頼性の高いリアルタイムアプリケーションの設計、プロトタイピング、デプロイに関する実践的なトレーニングを提供します。このコースを完了すると、組込システムの要件に基づいたスケーラブルなソフトウェアアーキテクチャの構成、適切なプロセス間通信およびネットワークベース通信方法の選択、データロギング/制御/監視を行うリアルタイムアプリケーションの設計、デプロイ、複製ができるようになります。

コース詳細:

Data Logging, Control, and Monitoring 1 コース概要

レッスン概要トピック
ようこそコースへこのレッスンでは、Datalogging, Control and Monitoring (DCM) コースについて説明し、コースのトピック、学習目標、コース教材を紹介します。
  • コースのレッスンとトピックの概要
  • 各レッスンの学習目的
  • コース学習ツールの概要
LabVIEWを使用したデータログ・制御・監視の概要このレッスンでは、DCMシステムの一般的なコンポーネントについて学習し、こうしたシステムの実例を紹介します。
  • 一般的なDCMシステムの例
  • DCMシステムのコンポーネントの概要 (HMI、Real-Timeターゲット、FPGAターゲット)
アプリケーション要件を確認する

データログ・制御・監視アプリケーションの設計および開発におけるさまざまな注意事項について学習します。

  • I/OおよびI/Oレート要件を確認する
  • プロセスを確認する
  • プロセスタイミングを確認する
  • データ転送タイプを確認する
  • パフォーマンスおよび信頼性要件を確認する

設計をドキュメント化する

 

さまざまなタイプのダイアグラムを使用および作成してシステム設計をドキュメント化する方法について説明します。

  • ダイアグラムの概要
  • 通信ダイアグラムを作成する
  • 一般的な制御・監視のダイアグラム
  • その他のドキュメント

ハードウェアを構成する

リアルタイムハードウェアおよびソフトウェアの設定方法を説明します。CompactRIO RTシステムの構成を実際に行います。

  • ハードウェアとPCのセットアップ
  • RTシステム設定とソフトウェアを構成する
  • ネットワーク設定を構成する
  • WebブラウザからRTターゲットを構成する

LabVIEWでI/Oにアクセスする

 

アプリケーションでRTターゲットの入力および出力にアクセスする方法を説明します。NI-DAQmx、NIスキャンエンジンなどのさまざまな手法について説明し、比較し、要点を明らかにします。

  • LabVIEWプロジェクトを使用してRTターゲットを構成する
  • DAQmxを使用してI/Oにアクセスする
  • スキャンエンジンを使用してI/Oにアクセスする

LabVIEW Real-Timeを使用してプログラミングする

リアルタイムVIの設計方法を説明します。タイミングループの構成と使用の方法など、LabVIEW RTに固有の機能について学習します。確定的アプリケーションの設計にあたっての一般的な注意事項を広範囲にわたって説明します。

  • RT VIアーキテクチャ
  • プロセスの優先度レベルを設定する
  • 確定的ループにおいて実行権を明け渡す
  • LabVIEW Real-Timeにおけるタイミングループ
  • 速度と確定性を向上させる

LabVIEW Real-Timeにおけるプロセス間通信

RT VI内の複数のループ間でタグ、ストリーム、およびメッセージデータを転送する方法について学習します。

  • 確定的プロセスと非確定的プロセスの間でデータを共有する
  • 複数の非確定的プロセスの間でデータを共有する

Real-TimeターゲットとホストPC間で通信する

ホストPC (Windowsベース) とRTターゲット間でのデータ転送および通信の方法について説明します。

  • フロントパネル通信とプログラムネットワーク通信
  • 最新値 (タグ) を転送する
  • バッファされた値 (メッセージ、ストリーム) を転送する
  • 標準プロトコル
  • 組込UI

メモリの管理とシステムヘルスの監視を実行する

アプリケーションの実行中に発生する可能性のある問題を軽減するために、RTシステムのシステムヘルス、メモリ、およびCPU使用率を監視するためのベストプラクティスについて学習します。

  • メモリ使用率の影響
  • メモリの事前割り当て
  • ダイナミックメモリ割り当てを最小にする
  • システム監視

信頼性

信頼性の高いRTアプリケーションを作成するためのベストプラクティスについて詳しく学習します。

  • 信頼性の概要
  • セーフシャットダウン
  • 包括的なエラー処理方法
  • ウォッチドッグ
  • 冗長化
  • Cシリーズ機能安全モジュール

ベンチマーク

リアルタイムアプリケーションのベンチマーク方法を説明します。

  • デバッグ
  • パフォーマンスのベンチマーク
  • テスト

デプロイメントおよび複製

スタンドアロンRTアプリケーションをデプロイし、それを複数のRTターゲット上で複製する方法を説明します。

  • RTデプロイメントの概要
  • デプロイされたアプリケーションと通信する
  • RTシステムを複製する

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