オペレーションとサプライチェーン

NIの直接材料サプライヤは、以下の要件を満たす必要があります。

• エマソンのサプライヤ行動規範に同意する。
• 労働環境における健康と安全、環境保護、ビジネス倫理を重視するResponsible Business Alliance (RBA) (旧Electronic Industry Citizenship Coalition (EICC)) に準拠する。
• NIのサプライヤ評価プロセスに参加する。NIではRoHS、REACH、紛争鉱物取引法、奴隷および人身売買防止、エマソンのサプライヤ行動規範など、重要なイニシアチブを確実に順守するよう、世界中のNIサプライベースに含まれるすべての新規サプライヤに情報を送信しています。
• 奴隷および人身売買防止についてのトレーニングを修了し、NIサプライチェーン内での奴隷および人身売買の兆候を認識し、これを防止する方法を学ぶ。

NIでは四半期ごとのビジネスレビューとサプライヤスコアカードにより、直接材料サプライヤのパフォーマンスをモニタリングしています。 この際、社会、環境、および倫理プログラムの存在を追跡するスコアリングシステムを使用します。

製造業務に関する以下の環境方針はNIの取締役会によって承認され、1994年に採択されました。 

「ナショナルインスツルメンツの製造業務では、適用される全ての法律上の環境規制および要件を順守し、汚染を防止し、環境目標を定期的に見直すことで環境パフォーマンスを継続的に改善する環境マネジメントシステムを維持するよう最大限努めます。」

NIの製造施設は、ハンガリーのデブレツェンとマレーシアのペナンにあります。いずれの施設も、組織が管理して影響を及ぼすことが可能な環境側面を対象とする、一連の国際規格であるISO 14001の認証を取得しています。ペナンのNI製造施設では、企業が労働安全衛生上のリスクを管理する際に役立つ、ISO 45001規格への準拠にも取り組んでいます。