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LabVIEW 2016 パッチ詳細

このドキュメントには、以下のLabVIEW製品にご利用いただけるすべてのパッチに関する情報が記載されています。

  • LabVIEW 2016 (32ビットおよび64ビット) - Windows、OS X、およびLinux用
  • LabVIEW 2016ランタイムエンジン (32ビットおよび64ビット) - Windows、OS X、およびLinux用


以下の表には、各パッチで修正されたすべての問題が記載されています。ナショナルインスツルメンツでは、すべてのLabVIEW 2016インストールに最新のパッチを適用することを強く推奨します。

 

LabVIEW 2016 f6パッチで修正された問題

 

ID説明
649952データを文字列から繰り返し平坦化すると、LabVIEWがクラッシュすることがまれにあります。
670440ユーザイベントが登録されているVIをメモリから削除した場合、イベントが処理されてNULLウィンドウエラーが発生する可能性があります。
674999バリアントが並列で実行されている場合、実行が単一のスレッドに強制される可能性があります。
681894URLがクリップボードに保存されている場合、メニューバーにアクセスするとLabVIEWがクラッシュすることがまれにあります。
691392VIがメモリからアンロードされている場合、「検索して置換」を使用してVI内でテキストを検索すると、LabVIEWがクラッシュすることがまれにあります。
 

LabVIEW 2016 f5パッチで修正された問題

 

メモ: このパッチは、NI 更新サービスで利用可能になりました。

 

ID説明
619333Windowsを使用している場合、複数の「.NETオブジェクトからバリアントに変換」VIを同時に呼び出すと、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。
659963文字列からIVIまたはVISA IO制御への型変換を並列実行すると、LabVIEWがクラッシュします。
635495画面のスケーリングが100%よりも大きく設定されているシステムでは、LabVIEW環境のメニューが正しく表示されないことがあります。
607006Windows 10 Anniversary Edition (リリース1607) で別のアプリケーションがフォーカスされている場合、クリックされた領域を処理するのではなく、LabVIEWをフォーカスしたウィンドウにするため、LabVIEWはクリックを受け取ります。
627910複雑な依存関係を持つ大規模なプロジェクトを保存する場合、予想よりも大幅に長い時間がかかることがあります。
638772特定のワイヤを編集すると、LabVIEW環境が応答しなくなることがあります。
639388クラスプロパティノードを拡張すると、LabVIEWが一時的に応答しなくなることがあります。
663538LabVIEWは、動的にロードされたクラスによって呼び出されたVIを予約解除できずに、クラッシュすることがあります。
597858Windows 10を実行しているコンピュータからLabVIEWファイルをWindows Serverに保存しようとすると、ファイルアクセス許可エラー44が表示されることがあります。
670018VIの未圧縮サイズが4 MBよりも大きいと、LLB内のVIがロードされません。

 

LabVIEW 2016 f4パッチで修正された問題

 

ID説明
653897リソースファイルが破損している場合のLabVIEWの堅牢性を強化します。

 

LabVIEW 2016 f2パッチで修正された問題

 

メモ: このパッチは、NI 更新サービスで利用可能になりました。

 

ID説明
615288特定のクラスが使用されているVIで「旧バージョン用に保存」を実行すると、その旧バージョンでLabVIEWロードエラーが発生することがあります。
613416Mac OS X用LabVIEWの評価バージョンのインストーラを、すでに旧バージョンがインストールされているシステムで使用すると、正しい場所に保存されないファイルがあります。
611838アキュムレータタグチャンネルワイヤの中断動作が他の実装による動作と異なります。
611810特定のチャンネルワイヤタイプが使用されているVIでは、「旧バージョン用に保存する」が正しく動作しません。
611315キュー、ノーティファイア、ランデブー、およびセマフォは、使用方法によっては予想外のタイムアウトを返すことがあります。詳細については、 LabVIEWのこれらの機能のタイムアウト動作に関する詳細を参照してください。
609551「このVI」は、非同期で呼び出されたサブVIから返された場合、正しくないリファレンスを返すことがあります。
606365制御器または表示器をブロックダイアグラムの端にドラッグすると、それらのフロントパネルオブジェクトが複製されることがあります。
603576クラスまたはタイプ定義のチャンネルワイヤエンドポイントをロードした際に、それらが壊れていることがあります。
603562未配線の入力端子が含まれているダイナミックディスパッチVIを使用すると、クラッシュすることがあります。
615195InPlace要素ストラクチャで「バリアント属性取得/置換を追加」境界ノードのサイズを変更すると、クラッシュすることがあります。
617917特にTestStand Fast Loadingが有効になっている場合、一部のクラスをロードする際にLabVIEWがクラッシュすることがあります。
624957無効なデータが含まれているファイルをロードすると、メモリが破損してクラッシュを引き起こすことがあります。詳細については、TALOS-2017-0269 (外部リンク) を参照してください。

 

LabVIEW 2016 f1パッチで修正された問題

 

ID説明
599478リアルタイム上でVIのコネクタペーン端子のインプレース動作を変更した場合、そのVIが所属するクラスが更新されないことがあります。
595814「文字列から平坦化」VIに渡した文字列に特定の組み合わせのバリアントデータが含まれていた場合、エラー116が発生するまでに数分かかることがあります。
584378複数のバリアント属性を同時に空のバリアント定数に設定すると、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。
6022302つの競合するチャンネルシンクが一緒に配線されていると、チャンネルワイヤを正しく分岐できないことがあります。
603092タブ制御器のタブの配置を変更した後でそのVIを実行または保存すると、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。
603023チャンネルワイヤテンプレートは、イベント登録Refnumのタイプの変更に対応しません。

 

LabVIEW 2016インストールパッチで修正された問題


メモ: このパッチは、Windows用のLabVIEW 2016 (32ビットおよび64ビット) 開発環境にのみ適用されます。このパッチは、NI 更新サービスで利用可能になりました。

 

ID説明
598630LabVIEW 2016がすでにインストールされている状態で、配布またはSuite開発環境からLabVIEW 2016をインストールすると、「LabVIEW 2016ベータ版ソフトウェアをアンインストールしてください」というメッセージが誤って表示されます。