検証​ラボ​の​イノベーション

迅速​な​ラボ​検証​の​実施

「最初」​に​市場​投入​する​という​ニーズ​が​高まる​につれ、​組織​は、​製品​開発​の​あらゆる​段階​を​加速​させる​必要​に​迫​ら​れ​てい​ます。​設計​や​テスト​の​効率​が​悪い​と、​リリース​日​に​大きな​影響​を​与える​可能性​が​あり​ます。​この​ため、​エンジニアリング​ワーク​フロー​の​効率​化​が​これまで​以上​に​重要​に​なり​ます。​ツール、​人材、​プロセス​を​強化​する​ため​の​手順​を​実行​する​こと​が、​変化​の​ペース​に​対応​する​ため​の​最も​確実​な​方法​です。

将来​の​変化​に​も​対応​する​検証​ラボ

迅速​な​市場​投入​は、​かつて​ない​ほど​重要​かつ​複雑​な​作業​に​な​って​い​ます。​検証​に対する​アプローチ​を​見直す​こと​で、​チーム​は​効果​的​に​今日​の​技術​的​課題​に​対応​し、​明日​の​技術​的​課題​に​備える​こと​が​でき​ます。

NI​の​取り組み

検証​ラボ​の​ワーク​フロー​を​効率​化​し、​市場​投入​まで​の​時間​を​短縮​する

イノベーション​の​スピード​は、​これまで​以上​に​速​く​な​って​い​ます。​NI​では、​エンジニアリング​ワーク​フロー​の​効率​化​を​サポート​する​技術​的​な​専門​知識​の​提供​に​取り​組​んで​い​ます。​オートメーション​や​データ​解析​を​可能​に​する​ソフトウェア​から、​拡張​性​の​高い​ハードウェア​ソリ​ュ​ー​ション​に​至る​まで、​市場​の​厳しい​スケジュール​に​対応​できる​よう​サポート​し​ます。

弊社​では、​ソフトウェア​中心​の​自動化​さ​れ​た​アプローチ​を​テスト​や​計測​に​採用​し​て​いる​お客様​が、​コスト​を​削減​し​ながら、​製品​の​品質​向上​と​短期間​で​の​市場​投入​を​実現​し​て​いるか​どうか​を​繰り返し​確認​し​てい​ます。

Ritu Favre

エ​グ​ゼ​ク​テ​ィ​ブ​バ​イス​プレジデント​兼​ゼネラル​マネージャ、​事業​部門

NI

ラボ​の​近代​化​は​どこ​から​でも​始める​こと​が​でき​ます

現在、​これまで​以上​に​計測​科学​の​境界​が​押し​広​げ​ら​れ​てい​ます。​進化​する​業界​の​ニーズ​に​対応​する​こと​は、​簡単​な​こと​では​ありま​せん。​それぞれ​の​新しい​テクノロジ​は、​企業​が​新しい​市場​で​シェア​を​獲得​する​ため​の​ビジネスチャンス​を​生み出す​だけ​で​なく、​製品​の​設計​や​テスト​の​方法​も​変​えて​しま​い​ます。5G、​モビリティ、​デジタル​トランス​フォー​メ​ー​ション​など、​急速​な​技術​の​進歩​により、​最終的には開発期間が短縮され、​製品​設計​に対する​ソフトウェア​中心​の​アプローチ​の​適用​が​増え​てい​く​ことに​なり​ます。

 

技術革新​の​スピード​が​加速​する​中、​製品​開発​の​各​段階​は​かつて​ない​ほど​重要​な​もの​と​な​って​い​ます。​また、​より​大量​の​特性​評価​に対する​ニーズ​が​問題​を​複雑​にし​て​おり、​「最初」​に​市場​投入​する​こと​が​さらに​困難​に​な​って​い​ます。​設計​や​テスト​の​効率​が​悪い​と、​リリース​日​に​大きな​影響​を​与える​可能性​が​あり​ます。​「最初」​に​市場​投入​する​という​強い​プレッシャー​と​並行​し​て、​組織​では、​新しい​設計​が​登場​する​たび​に、​各​設計​が​以前​の​もの​より​も​複雑​に​な​って​いる​という​事実​に​も​対処​する​必要​が​あり​ます。​このように​複雑​さ​が​増す​と、​多く​の​場合、​より​大量​の​特性​評価​が​必要​に​なり​ます。  

 

比較的​「シンプル」​な​RF​フロント​エンド​モジュール​の​複雑​さ​が​増し​てい​く​状況​を​考え​て​み​ま​しょう。​10​年前​の​4G RF​フロント​エンド​モジュール​の​特性​評価​では、​処理​する​必要​が​ある​テストケース​の​数​は​100​件​未満​と​なる​場合​が​ありま​した。​各​ケース​では、​無線​帯域、​搬送波​帯域​幅、​および​波形​タイプ​の​異なる​組み合わせ​を​使用​しま​した。​5G​フロント​エンド​モジュール​に​移行​すると、​テストケース​の​数​は​ほぼ​10​倍​に​増加​しま​した。​ただし、​製造​スケジュール​により、​検証​や​特性​評価​に​かかる​時間​を​10​倍​に​増やす​こと​は​でき​ま​せん。​どちら​か​という​と、​期待​できる​の​は​開発​期間​の​短縮​です。 

 

実施​する​必要​が​ある​計測​の​数​が​増え​て​いる​だけ​で​なく、​計測​自体​が​より​複雑​に​な​って​い​ます。​5G​ミリ​波​デバイス​の​場合、​アンテナ​イン​パッケージ​テクノ​ロ​ジ​を​採用​する​こと​で、​ミリ​波​信号​に​アクセス​する​ため​の​物理​的​な​接続​が​不要​に​なり​ます。​その​結果、​多く​の​5G​ミリ​波​デバイス​では、​まったく​新しい​テスト​方法​で​ある​無線​テスト​が​必要​となり​ます。  

つまり、​これまで​より​も​短期間​かつ​低​コスト​で​より​複雑​な​デバイス​を​開発​する​こと​が、​エンジニア​に​求め​ら​れ​て​いる​の​です。多く​の​場合、​弊社​と​協力​し​て​いる​設計、​検証、​および​テスト​の​各​エンジニア​は、​組織​内​で​競合​し​て​いる​優先​順位​の​板挟み​に​なる​こと​が​あり​ます。​テスト​の​キャパシティ​を​2​倍​または​3​倍​に​する​こと​は​現実​的​な​選択​では​ない​こと​が​多い​ため、​リソース​効率​を​最大​化​する​こと​が、​市場​投入​の​スケジュール​に​対応​する​ため​の​唯一​の​方法​となり​ます。​こうした​現実​が、​ラボ​で​の​オートメーション​ソフトウェア​の​重要性​を​高め​てい​ます。​これらの​ツール​は、​テスト​装置​の​予算​を​可能​な​限り​節約​する​ため​の​最も​効果​的​な​方法​の​一部​です。 

 

 

 

ソフトウェア​オートメーション​ツール​は、​リソース​を​最大限​に​活用​する​場合​に​役​立ち​ます​が、​組織​が​より​大規模​に​効率​の​悪い​作業​に​取り​組​んで​しまう​可能性​が​生​じ​ます。​たとえば、​さまざま​な​研究​開発​チーム​と​企業​の​拠点​の​間​では​サイロ​化​が​発生​する​こと​が​多く、​特に​大​企業​では、​コラボレーションが制限され、​作業​の​重複​が​生じる​場合​が​あり​ます。​ベスト​プ​ラ​ク​テ​ィ​ス​の​共有​や​チーム​間​の​コミュニケーション​を​行​わ​ない​と、​大きな​機会​損失​に​つながり​ます。  

 

いくつか​の​作業​の​重複​は​常に​発生​し​ます​が、​世界​で​最も​成功​し​て​いる​組織​では、​テスト​計測​ソフトウェア​を​グローバル​に​標準化​する​こと​で​効率​を​向上​さ​せ​てい​ます。​弊社​が​世界中​の​エンジニアリング​ラボ​と​交流​する​中​で、​共通​の​ソフトウェア​フレーム​ワーク​を​採用​し​て​いる​企業​では、​最終​的​に​エンジニアリング​費用​を​削減​し、​設計​スケジュール​を​短縮​でき​て​いる​こと​が​わか​り​ま​した。​繰り返し​に​なり​ます​が、​最初​に​計測​を​自動化​し、​次に​ラボ​の​テスト​オートメーション​ソフトウェア​を​標準化​する​組織​では、​はるかに​効率​的​な​作業​が​実現​さ​れ​ます。​ソフトウェア​は​生産​性​を​向上​させる​こと​が​でき​ます​が、​そのため​に​は​拡張​性​が​必要​です。 

 

標準化​さ​れ​た​計測​フレーム​ワーク​を​実装​する​こと​で、​エンジニア​は​計測​IP​を​最大限​に​再​利用​し、​セットアップ​時間​を​短縮​する​こと​が​でき​ます。​簡単​に​言​え​ば、​これ​は、​エンジニアリング​ワーク​フロー​の​効率​化​に​役立つ、​最も​影響力​の​ある​アプローチ​の​1​つ​です。​トップクラス​の​組織​が​効率​的​に​実施​し​て​いる​こと​の​1​つ​は、​自動​テスト​ソフトウェア​の​開発、​保守、​および​配布​を​一元化​する​こと​です。​標準化​さ​れ​た​ソフトウェア​によって​デバイス​の​特性​評価​を​迅速​に​行う​こと​が​でき、​多く​の​場合、​どの​ソフトウェア​エンジニアリング​チーム​が​採用​し​て​も、​計測​範囲​の​拡大​が​可能​に​なり​ます。​お客様​の​多く​は、​Python​や​C​+、LabVIEWなど​の​さまざま​な​言語​を​使用​する​こと​で、​ソフトウェア​の​標準化​に​成功​し​てい​ます。 

 

さらに、​標準化​さ​れ​た​ソフトウェア​により、​データキャプチャ​の​一貫性​も​実現​でき​ます。​この​一貫性​は、​より​スマート​な​データ​解析​の​基礎​を​築く​の​に​役​立ち​ます。​今後​10​年​以内​に、​データ​解析​ソフトウェア​は​製品​開発​ワーク​フロー​において、​ます​ます​重要​な​役割​を​果たす​ことに​なる​で​しょう。​現在​弊社​では、​設計​プロセス​で​の​シミュレーション​結果​と​特性​評価​ラボ​で​の​計測​結果​の​関連​付け​に関する​課題​を​すでに​確認​し​てい​ます。​データ​管理/​解析​ツール​の​効果​的​な​使用​は、​製品​ライフサイクル​管理​の​次​の​ステップ​となり​ます。 

 

迅速​な​製品​開発​に対する​ニーズ​に​合わせ​て、​データ​管理/​解析​ツール​を​利用​する​こと​により、​生産​性​を​向上​させる​こと​が​可能​となり​ます。​現実​に​は、​設計​の​各​段階​では​膨大​な​量​の​データ​が​生成​さ​れ​ます。​多く​の​場合、​その​よう​な​データ​は​管理​が​不十分​で、​設計​プロセス​全体​で​十分​に​活用​さ​れ​てい​ま​せん。​製品​の​複雑​さ​が​世代​を​重ねる​ごと​に​増し​てい​く​中、​データ​管理/​解析​ツール​は​設計​ワーク​フロー​において​ます​ます​重要​な​要素​に​な​って​いき​ます。​幸い​な​ことに、​人工​知能​や​機械​学習​など​の​解析​テクノロジ​では、​急速​な​イノベーション​が​続​い​て​いる​こと​が​確認​さ​れ​てい​ます。​その​結果、​世界中​の​組織​は、​迅速​な​製品​開発​を​実現​する​ため​に、​これらの​ツール​に​ます​ます​依存​する​よう​に​なる​で​しょう。 

 

ただし、​この​よう​な​スマート​な​製品​管理​の​理想​的​な​最終​状態​は、​一夜​にし​て​実現​できる​もの​では​ありま​せん。​ラボ​の​近代​化​は​進化​を​続ける​旅​で​あり、​多く​の​可能性​と​道筋​に​出会い​ます。​計測​の​自動化​を​始める​場合​でも、​適応​性​の​高い​ソフトウェア​や​ハードウェア​の​ソリューション​を​実装​する​場合​でも、​すべて​の​ラボ​に​は、​組織​における​オ​ペレ​ー​シ​ョ​ナ​ル​エ​ク​セレン​ス​の​次​の​中心​と​なる​可能性​が​あり​ます。​どの​よう​な​変化​に​も​リスク​は​つきもの​ですが、​その​メリット​は​非常​に​大きな​もの​に​なる​可能性​が​あり​ます。​将来​の​技術​的​な​課題​に​対処​する​に​は、​ラボ​の​近代​化​が​現在​の​チーム​にとって​どの​よう​な​意味​が​ある​の​か​を​検討​する​こと​から​始め​ます。​ツール、​人材、​プロセス​を​強化​する​こと​が、​変化​の​ペース​に​対応​する​ため​の​唯一​の​確実​な​方法​です。

 

変化​に​対応​する

検証​要件​の​進化​と​DUT​の​複雑​化​により、​エンジニアリング​チーム​が​市場​の​厳しい​スケジュール​に​対応​する​こと​が​難​しく​な​って​い​ます。​オートメーション​や​標準化​など​の​最新​の​アプローチ​を​ラボ​に​実装​する​こと​で、​ワーク​フロー​の​効率​化、​検証​の​規模​拡大、​市場​投入​まで​の​時間​の​短縮​が​可能​に​なり​ます。

ラボ​を​近代​化​する​アプローチ​が​ポスト​シリコン​時代​の​検証​を​加速

デバイス​の​複雑​さ​と​市場​投入​まで​の​時間​の​プレッシャー​の​高まり​に​直面​し​て、​企業​は​検証​チーム​の​効率​を​最大​化​する​方法​を​模索​し​てい​ます。​企業​で​採用​さ​れ​た​ラボ​を​近代​化​する​ため​の​アプローチ​を​ご覧​くだ​さい。