PXIプログラマブル電源には、すぐに操作を実行できるように、InstrumentStudioと呼ばれる対話式ソフトフロントパネルが付属しています。このパネルは、PXI SMUとPXIプログラマブル電源の両方で動作します。コードの実行と並行して、計測器を監視およびデバッグすることもできます。
ハードウェアタイミングで動作する確定的なシーケンスとトリガを使用すれば、CPUの介入なしで計測器がコマンドを自動実行できるため、ソフトウェア制御によるオーバーヘッドを取り除いて、テスト実行時間を短縮できます。
リモートセンス機能は1組の高インピーダンスセンスラインを使って、テスト対象デバイス(DUT)における電圧を計測し、電源とDUTとの間で生じる電圧降下を補償します。さらに、内蔵の出力切断リレーを使用すれば、DUTと計測器との間の接続をソフトウェアから絶縁できます。
操作モード、リモートセンス、リプル、ノイズ、絶縁、立ち上がり時間、整定時間、過渡応答など、プログラマブル電源の基本について解説します。
負荷に関する考慮点、ライン・負荷変動、出力の組み合わせ、電源出力の切り替えなど、プログラマブル電源の特定のトピックについて解説します。
プラットフォーム
PXI
PXI入門リソースキットでは、PXIのアーキテクチャの説明や性能、PXIを採用した各種事例など、PXIプラットフォームを使用した自動テストおよび計測の基本について解説します。