コーポレートインパクト

当社の2022年コーポレートインパクト最新情報では、測定可能な結果と影響を及ぼした事例を紹介します。ぜひ、NIの進捗状況と計画をご覧ください。より良い世界に向けて「Engineer Ambitiously」に取り組む弊社にご協力していただければ幸いです。

エンジニアリング希望: NI2030年度コーポレートインパクト戦略

NIが掲げる2030年度コーポレートインパクト戦略では、エンジニアリングのあるべき姿を改め、公平で繁栄する社会を実現し、住みよい地球を作るエンジニアリングを行うための、15の野心的な目標について概説しています。

エンジニアリングある姿改める

NIは、エンジニアの人種、民族、文化、性別の姿が社会の姿と一致する世界を目指しています。こうしたビジョンの実現に向けて、従業員の多様性の向上、意欲的なエンジニアのサポート、業界における帰属意識の強化に取り組みます。

 

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多様人材経営陣

テクノロジにおける多様性は、職場のイノベーションをもたらし、社会の公平性を推進します。NIは2030年までに、従業員や経営陣に占める女性と有色人種の人員の割合を大幅に増やすという、野心的なムーンショット目標の達成に取り組んでいます。

インクルージョン育む

NIでは、インクルーシブカルチャーは、すべての従業員が歓迎され、評価され、尊重され、意見を聞いてもらうことができる文化として定義されています。NIには、多様性、公平性、インクルージョンに取り組む専任のチームとグローバルタスクフォースがあります。従業員のリソースグループ、トレーニングやイベント、オープンで多彩な対話を通じて、一緒になってインクルージョンを育んでいます。

STEMパイプライン多様化

エンジニアリング人材パイプラインは、過去20年間であまり変化していません。そこで、今後4年間で340万ドルを、社会的少数派に属する学生や経済的に恵まれない学生を対象としたSTEM教育の取り組みに投資します。また、ボランティア活動時間の25パーセントをSTEM教育の取り組みの支援に充当します。

Project Lead the Way

Project Lead the Wayは、PreK-12 (12年生以下) の児童と先生を対象に、STEMに基づく実践的で学際的なカリキュラムを提供するもので、教室を超えて豊かな人生のための準備づくりに取り組むユニークな試みです。Project Lead the Wayの授業ではNIのテクノロジが利用されており、現在は4年間の助成金とパートナーシップを通じて、サービスの恩恵を十分に受けられない学生が没入型のエンジニアリング教育を受けられるよう支援しています。 

Code2College

Code2Collegeは、歴史的に教育から排除されてきた高校生たちに、技術教育、STEM業界に接する機会、実践的な経験という3つの成功への基礎を提供することで、多様性に富む技術者を育成するパイプラインの構築に努めています。NIでは4年間の助成金に加えて、ボランティア活動、ワークショップの主催、高校生を対象としたインターンシップの提供といった形で、Code2Collegeをサポートしています。

FIRST®

NIはFIRSTへの取り組みを6年間延長しました。FIRSTは、将来に備える若者たちが集う協調的なロボティクスコミュニティです。女の子や、有色人種の学生、経済的に恵まれない若者でもSTEMプログラムをもっと利用できるよう、一緒になって取り組んでいます。NIは新しいFIRST Virtual Mentor Networkのリードスポンサーでもあります。

公平繁栄する社会実現する

NIは、経済、人種、性別の不平等がほとんどなく、すべての人が幸福で繁栄する社会を目指しています。その取り組みはNIの社内から始まります。当社は、公平で繁栄する職場の実現に努めています。また、NI独自のサプライチェーン内で多様性を推進し、コミュニティ全体に経済的な波及効果をもたらします。そして、エンジニアリングのあるべき姿を改めることで、より高報酬のテクノロジ関連職への就業機会を増やします。

NI社員における公平性幸福

NIではNI Thriveプログラムを通じて、コミュニティ、感情面、身体面、経済面、目的など、生活のあらゆる側面におけるNI社員の幸福の向上を支援しています。金銭面については、類似する役職や階級で同等のパフォーマンスや成果を実現しているすべての従業員に対して、トータルリワードの実質的な公平性が達成されるよう取り組んでいます。

サプライヤ多様性

多様で公平な調達は、私たちのコミュニティ全体にプラスの波及効果をもたらします。NIは、2030年までにサプライヤの16パーセントを多様な小規模事業者 (女性、有色人種、少数民族、退役軍人、LGBTQ+の個人、障がい者を含む) にすることを目標に掲げています。サプライヤの要件の詳細をご覧ください。

コミュニティ繁栄

NIは、金銭や製品の寄付、あるいはボランティア活動を通じて、経済的機会創出の取り組みを支援しています。NIでは、EMEAで雇用を必要とするウクライナ難民への支援として、NI再スタートプログラムを開始します。私たちが生活し働く地域社会に対し、COVID-19の救済支援として250万ドルを提供しました。また、Austin Habitat for Humanityで手頃な価格の住宅を開発する事業など、さまざまなプロジェクトに多額の投資を行っています。

みよい地球作るエンジニアリング

NIは、すべての業界や政府機関が協力して生態系を保護し、回復させ、気温の上昇を抑えて気候を安定させる世界を目指しています。NIにおいても、事業活動や製品が環境に及ぼす影響を減らす取り組みを進め、イノベータが新たなグリーンテクノロジを開発できるよう支援します。

事業活動生じるフットプリント削減

NIが掲げる「2030年度企業影響戦略」では、NIが所有する建物での「ごみゼロ」達成、天然資源の保護、生物多様性の保護、温室効果ガスの排出削減、建物の新築や改築の設計についてLEEDとWELLの基準への完全準拠という目標を盛り込んでいます。 NIにはLEED認定の建物が3件、LEED基準準拠の建物が2件あります。 リソース節約の取り組みの詳細をご覧ください。

製品フットプリント削減

世界は循環型経済モデルに移行しなければならないと、NIは考えています。循環型経済モデルでは、私たちは住みよい地球を維持できるように、廃棄や汚染を設計し、製品や材料を使い続け、自然生態系を再生します。NIは、製品の設計、製造、梱包において循環型設計の向上に取り組んでいます。 製品寿命管理の詳細をご覧ください。

みよい地球貢献する製品

イノベータの手によって作られたNIの製品は、地球の変革を推進する最大の資産の1つです。NIは新しい製品寄付制度を通じて、経済的資格のある非営利団体や学術団体、ベネフィットコーポレーション、社会的企業など、環境の持続可能性を促進する技術を開発している組織を対象に、NI製品の割引または寄付を行います。

NI、Newsweek「最も責任ある企業」リスト選出

「これは、エンジニアリングの様相を変え、公平で繁栄する社会を構築し、健康な地球を作るために私たちが行ったすべての努力に対する評価です。」

-Tabitha Upshaw、評価および影響に関するブランド担当シニアディレクター、NI

NI掲げる2+1誓約

2030年までに、年間の税引前利益の2パーセントを、金銭や製品の寄付、または割引という形で慈善活動に寄付することを誓約します。またNI社員は毎年、労働時間の1パーセントを彼らが属するコミュニティでのボランティア活動に費やすことを誓約します。

 

この誓約は現在NIが掲げている内容の倍となっています。過去10年間、NIはAustin Givesの誓約に従い、税引前収益の1パーセントを地域社会に寄付してきました。また従業員に対し、適格な非営利団体への寄付を募るとともに、NIの慈善パートナーや従業員自身による取り組みを通じて、関心のある目的を持ったボランティア活動に参加するよう奨励しています。

企業寄付ガイドライン

NIは、エンジニアリング人材パイプラインでSTEMの教育、多様性、公平性を推進している組織、社会的および経済的活動で公平性を推進している組織、グリーンテクノロジの開発を推進している組織など、さまざまなコミュニティ組織と戦略的なパートナーシップを結んでいます。

製品寄付制度

NIは、世界で最も差し迫った社会的/環境的課題に取り組んでいる教育者やイノベータにNI製品を寄付しています。NI製品の寄付により、教育者は、社会的少数派に属し、経済的に恵まれない大学生に、世界中のプロのエンジニアや研究者が使用しているものと同じツールを実際に体験してもらうことができます。

レポートガバナンス

NIは、厳密なコーポレートガバナンス基準、明確な倫理ポリシーやコンプライアンスポリシー、すべてのステークホルダとの透明性のあるコミュニケーションを通じて、誠実で実直な企業文化を保っています。

重要問題

2020年、NIはNSF Internationalと提携してマテリアリティアセスメントを実施し、NIにとって最も重要な環境、社会、ガバナンスに関する問題を明確にしました。その洞察は、NIの2030年度のコーポレートインパクト戦略および目標を策定する際の指針となりました。

関連するNIポリシー

NIの事業やサプライチェーン全体で誠実さを維持し、健康と安全を促進し、環境への影響を最小限に抑えるためのNIポリシーをご覧ください。