シリアルで計測器を接続する

ほとんどのコンピュータにはシリアルポート(通常RS232)があります。シリアルポートがない場合は、通常、PCIスロットやUSBポートアダプタなどによりシリアルインタフェースを増補できます。必要なハードウェアセットアップは、PCのシリアルポートと計測器のシリアルポートを接続するシリアルケーブルだけです。シリアル通信が可能な計測器には通信用のハードウェアドライバやソフトウェユーティリティがあります。計測器で使用されるボーレート、パケットサイズ、ストップビット、パリティビット に関するドキュメントが含まれているはずです。これらの仕様は、シリアルバス通信を適切に行うために必要です。

シリアル構成

計測器との通信を確認するには、スタート→すべてのプログラム→NI MAXを選択してNI Measurement & Automation Explorer(MAX)を開きます。

図1. MAXメインメニュー (「デバイスとインタフェース」が展開された状態)

「マイシステム」の下にある「デバイスとインタフェース」を展開します。その下に、コンピュータに搭載されている全てのシリアルおよびパラレルポートが表示されるはずです。この例では、コンピュータに1つのシリアルポート(COM1)があります。パラレルポートは、利用可能な場合「LPT1」と表示されます。図2は、シリアルポートへのディレクトリパスと、COM1が選択された場合の構成ウィンドウを表示しています。

図2. シリアルポート構成ウィンドウ

この構成ウィンドウで、VISAリソース名を認識しやすい名前に変更したり、VISAテストパネルを開いてシリアル計測器との送受信を行うことができます。計測器には、データ集録とデータ転送に使用する特定のコマンドがあり、これらのコマンドをVISAテストパネルから計測器に送信することで接続が確立しているかどうかを確認できます。

中央部分の下部にある「ポート設定」タブをクリックし、ボーレート、パケットサイズ、ストップビット、パリティビットが、アプリケーションで使用されている計測器に対応するか確認します。これらが正しく設定されていないと、計測器と通信できません。必要な設定については、ご使用の計測器のユーザマニュアルを確認してください。

図3. ポート設定

構成を完了し計測器との通信を確認した後、対話式モードからプログラミングモードに速やかに移行することにより、細かいプロセスを避け、テスト開発時間を短縮できます。そこで一番役に立つのは、計測器ドライバを使用する方法です。

前へソフトウェアをインストールする
計測器ドライバをインストールする次へ