データベースクラスタがFlexRayプロトコルを使用するように構成されている場合、「フレームプロパティ」ページで、以下のプロパティを使用できます。

  • 名前—フレームの名前。この名前は、クラスタ内で一意である必要があります。
  • ペイロード長—フレームのペイロードで送信できるデータバイト数。FlexRayフレームのペイロード長は0〜254バイトです。
  • サイクル反復—フレームが送信される頻度 (例: サイクルごと、64サイクルごと、サイクルごとに4回)。
  • サイクル内反復—サイクル反復 (サイクル内の繰り返しは最大4回) のスロットIDチャンネル割り当てを指定します。
  • スロットID—FlexRayフレームを識別するID。スロットIDの有効な値の範囲は1~2047です。
  • チャンネル割り当て—フレームを送信する必要のあるFlexRayチャンネル (チャンネルA、チャンネルB、またはAとBの両方)。フレームは、FlexRayクラスタプロパティで設定された既存のFlexRayチャンネルでのみ送信できます。
  • 同期—フレームが同期フレームであることを示します。これは、クロック同期に使用されます。
  • スタートアップ—フレームがスタートアップフレームであることを示します。スタートアップフレームは、ネットワークの起動後に最初に送信される特別な同期フレームです。FlexRayスタートアップフレームは同期フレームでもあります。
  • プリアンブル—スタティックフレームの場合、ペイロードの最初のnバイトがネットワーク管理ベクトル (nネットワーク管理ベクトル長クラスタパラメータ) として使用されます。ダイナミックフレームの場合、ペイロードの最初の2バイトがメッセージIDとして使用されることを示します。
  • マッピングされているPDU—このフレームにマップされているすべてのPDU。PDU名、フレーム内のPDUのスタート​ビット、およびフレーム内のPDUのアップデートビットが表示されます。
  • ビットレイアウト—このフレームに含まれている信号と各信号のバイト順序を表す視覚要素。このフレームにマッピングされているPDUを表示するには、「フレームプロパティ」ページのビットレイアウトの下で、PDUとして表示を選択します。
  • コメント—このフレームに関連するメモまたは説明テキスト。コメントの用途は情報表示のみです。