クライアントソフトウェアのインストールを自動化する
- 更新日2024-10-23
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ボリュームライセンスインストーラのクライアントマシンへのインストールは自動化します。
グループを指定する
ボリュームライセンスインストーラを構成した場合、グループの権限要求またはクライアント情報のみの要求のいずれかをNI VLMに送信するための/groupsコマンドラインオプションがサポートされています。
/groupsコマンドを使用して、ボリュームライセンスインストーラの実行時にクライアントがどのグループに対する権限を要求するかを指定します。グループは、グループユニークIDを使用して指定されます。詳細については、「グループユニークIDを検索する」を参照してください。
構文: setup.exe /groups "グループID[,グループID,...]"
例: setup.exe /groups "{498EE0C5-D626-4952-9E5D-D35ED217765E}"setup.exe /groups "{498EE0C5-D626-4952-9E5D-D35ED217765E},{01588B1A-140E-41CF-A886-3E8134B11254}"
グループユニークIDを検索する
グループユニークIDは以下の手順に従って検索できます。
- NI VLMで、グループビューを選択します。
- グループユニークIDが必要なグループをダブルクリックします。
- 左上隅のアイコンを右クリックし、グループユニークIDをコピーを選択してクリップボードにIDをコピーします。

サイレントインストールを有効にする
通常のサイレントインストーラコマンドと一緒に/groupsコマンドを使用して、ボリュームライセンスインストーラのサイレント実行時にクライアントがどのグループに対する権限を自動的に要求するかを指定します。
- グループユニークIDを取得します。
- 使用するグループ数に応じて以下のコマンドラインフラグを使用してコマンドラインからボリュームライセンスインストーラを実行します。例: setup.exe /q /acceptlicenses yes /groups "グループID"メモ グループに対して権限を要求するようにボリュームライセンスインストーラを構成してあり、ボリュームライセンスインストーラのサイレント実行時にその設定をオーバーライドする場合、以下のようにグループユニークIDに空白の文字列を入力します。setup.exe /q /acceptlicenses yes /groups ""メモ NI Package Installerから作成されたボリュームライセンスインストーラの場合は、以下のサイレントインストール用のコマンドを使用します。setup.exe --progress-only --accept-eulas /groups ""