NIデバイスドライバDVDをボリュームライセンスインストーラに追加する
- 更新日2024-10-23
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NIデバイスドライバDVDをボリュームライセンスインストーラに追加すると、ネットワークベースのボリュームライセンスインストーラでディスクプロンプトが表示されなくなります。
デバイスドライバをバンドル化する
NIデバイスドライバDVDをボリュームライセンスインストーラに追加するには、まずNI Developer Suite、LabVIEWプラットフォーム、Academic Site Licenseなどのソフトウェアスイートがあるかどうかを確認する必要があります。これを行うには、ソフトウェアが入っているフォルダに移動します。スイートを使用している場合は、nisuite.xmlという名前のドキュメントがあります。配布を使用している場合は、nidist.idという名前のドキュメントがあります。
ソフトウェアタイプを特定したら、次の手順を実行してNIデバイスドライバDVDをボリュームライセンスインストーラ (VLI) にバンドル化します。
メモ NIデバイスドライバDVDをVLIにバンドル化するには、DVD全体をコピーする必要があります。NIデバイスドライバDVDは大容量です。
- スイートを使用している場合は、スイートにNIデバイスドライバがすでに含まれているかどうかを判断します。
- <VLIの場所>に移動し、nisuite.xmlファイルを開きます。
- <distribution id="DRIVERS">または<distribution id="DRIVERSDIST">という名前のタグを見つけます。
- <inputRoot>タグの内容を読みます。
- タグに値が含まれている場合は、スイートにすでにデバイスドライバが含まれています。<inputRoot suiteVolume="5">Distributions\Device Drivers</inputRoot>は、この例です。これ以降の手順を実行する必要はありません。
- タグが空の場合は、次の手順に進みます。
- NIデバイスドライバDVDを挿入します。
- <VLIの場所>に移動します。
- _Srcフォルダを開きます。
- DriverDVDという名前のフォルダを作成します。
- 作成したDriverDVDフォルダに、NIデバイスドライバDVDの内容、特に「DVD-月年-ボリューム」という名前のフォルダの内容をコピーします。meta-dataフォルダの内容は無視して構いません。
- 配布の場合は、以下の手順を行います。
- <VLIの場所>\_Srcフォルダに移動し、setup.iniファイルを開きます。
- ファイルの一番下までスクロールし、[Drivers]セクションにPath=.\DriverDVDを追加します。
- スイートの場合は、以下の手順を行います。
- <VLIの場所>に移動し、nisuite.xmlファイルを開きます。
- <distribution id="DRIVERS">タグを検索し、<inputRoot suiteVolume="5"/>を<inputRoot suiteVolume="5">_Src\DriverDVD</inputRoot>に変更します。この結果、このセクションは以下のようになります。
<distribution id="DRIVERS"> <distId GUID="{D6FB44F4-CD59-4d6b-856F-66A3D06BCE94}" languages="9,7,12,17,18,2052" version="2012.08.0.0"/> <inputRoot suiteVolume="5"/>_Src\DriverDVD</inputRoot> <installOrder>49999</installOrder> <EULAId>None</EULAId> <distributionType>Driver</distributionType> <displayFolderId>DeveloperSuiteCore</displayFolderId> <name language="0009">NI Device Drivers - August 2012</name>
ボリュームライセンスインストーラをインストールする
ボリュームライセンスインストーラを使用してクライアントマシンにソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。
- ボリュームライセンスインストーラに移動し、インストーラ実行ファイルを実行します。
- インストールウィザードで、デバイスドライバをインストールするように設定されていることを確認します。
- インストール手順中、インストールがソフトウェアのインストールからデバイスドライバのインストールに切り替わるため、ドライバディスクを挿入する必要はありません。メモ インストールするデバイスドライバの機能は、インストールウィザードで選択する必要があります。