OpenTelemetryメトリックおよびPrometheusメトリックを使用して、SystemLink Enterprise v2ルーチンサービスの状態を監視します。

2025年5月に導入された機能

v2ルーチンサービスによって発行されるメトリクスおよび関連する依存項目については、以下の表を参照してください。
メモ OpenTelemetryコレクターをデプロイおよび構成し、すべてのOpenTelemetryメトリックをPrometheusメトリックとして公開できます。これらのメトリックをPrometheusに公開することで、Grafanaなどのツールでメトリックを表示できます。

v2ルーチンサービス

KPI? メトリック タイプ 説明 ラベル
はい ni.routine.routines.count カウンタ

ルーチンの数です。

このメトリックを使用して、サービスが管理しているルーチンの数を確認します。

v2ルーチンサービスでは、サービスが管理するルーチン数が組織ごとに構成可能な数に制限されます。デフォルトの制限は1000です。制限を調整するには、デプロイメントのHelm値ファイルのroutineservice.v2.routineLimitを変更します。

NIでは、サービスが通常の制限値に近づいたときの警告アラートを構成することを推奨します。たとえば、サービスが700ルーチンに達するとアラートを受信できます。

また、サービスが通常の制限に達した場合にアラートを送信することも推奨しています。

ni.org: デプロイメント内の各組織の値。

v2ルーチンサービス依存項目

使用可能なその他のパフォーマンスメトリックについては、以下のv2ルーチンサービス依存項目のドキュメントを参照してください。

依存項目 情報の入手先
ASP.NET

ASP.NETが提供するメトリックのリストについては、「ASP.NET Coreのメトリック」および「ASP.NETランタイムのメトリック」を参照してください。

Kubernetes

Kubernetesが提供するメトリックのリストについては、「Kubernetes Metrics Reference」および「kube-state-metrics」ドキュメントをGitHubで参照してください。

MongoDB

MongoDBの詳細については、「How to Monitor MongoDB」ドキュメントを参照してください。

RabbitMQ

RabbitMQの詳細については、「How to Monitor RabbitMQ」ドキュメントを参照してください。