SMC対応デジタイザの複数レコード集録

SMC対応デジタイザは、複数レコード集録をサポートします。これはソフトウェア介入なしでの複数トリガによる波形集録です。このモードでは、デジタイザは前回のレコード完了後、すぐに新規メモリレコードで新規集録を自動的に開始します。複数レコード集録ではハードウェアによるリアームが可能なため、トリガされた多数の波形を高速集録することができます。各レコード間に、トリガを受信できない時間としてデッドタイムがあります。この時間内に、デバイスは次のレコード用に設定され、SMC対応デジタイザの集録エンジン状態図に示されるように状態間を遷移します。また、レコードの最後のトリガと新規レコードのトリガの間にホールドオフがあります。これは、トリガ間の最小時間が次のいずれかの時間よりも長いということを意味します。

  • レコード間のデッドタイムにレコードあたりの時間を足した時間
  • ユーザ指定のホールドオフ時間 (デフォルトのホールドオフ時間 = 0 s)

トリガ間の最小時間を延長するには、トリガホールドオフ機能を使用します。詳細については、「SMC対応デジタイザの集録エンジン状態図」を参照してください。

一部のデジタイザは、最小リアーム時間を指定します。最小リアーム時間は、レコード長が最小に近づいた時(たとえば、レコード長 = 1サンプル)の基準トリガ間の最小時間です。

集録可能なレコード数は、デバイスのメモリオプションによって異なります。使用するデジタイザによって、NI-SCOPEでは集録中にフェッチせずに構成できるレコード数は約100,000に制限されています。アプリケーションで集録中にレコードをフェッチできるようになっている場合は、それ以上のレコードを構成することができます。詳細については、「デジタイザのメモリ以上のレコードを集録する」を参照してください。