NI 5105 オンボードメモリ
- 更新日2024-11-15
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NI 5105では、単一の複数レコード集録において、少なくとも256バイトのオンボードメモリを各レコードに割り当てます。サンプルは、ホストコンピュータに転送される前に、このバッファに保存されます。そのため、オンボードメモリにおける最小バッファサイズは、約128サンプル (各サンプル12ビット)です。ソフトウェアで最小バッファサイズより小さいバッファサイズを指定できますが、指定ポイント数のみオンボードメモリからホストコンピュータのメモリに転送されます。
保存可能な合計サンプル数は、集録メモリサイズによって異なります。単一の複数レコード集録における最大レコード数は、以下の式で示されるように、メモリオプションのサイズを256バイト (128サンプル) で除算することで求められます。

メモリオプションは16 MB、128 MB、または512 MBで、これらの使用可能なメモリはすべての有効チャンネルで分割されます。
トリガおよびメモリの使用
集録中はトリガが受信されるまで、連続的に書き換え可能な循環バッファにサンプルが保存されます。ポストトリガサンプル数が設定されている場合、トリガが受信されるとNI 5105はポストトリガサンプルを集録します。集録されたサンプルは、オンボードメモリに格納されます。ポストトリガサンプルおよびプレトリガサンプル数は、オンボードメモリ量によって制限されます。