スキャンコマンド (dut1->busA;) を実行した場合も、即時操作 (「niSwitchチャンネルを接続」VIまたは「niSwitch_Connect」関数でパラメータにdut1とbusAを指定) を実行した場合も、以下のように接続されます。

DUT1に接続した信号はbusAに経路接続されます。

メモ PXI-2510の通過チャンネル (chN~dutN) は電源オン状態またはリセット状態で接続されています。「niSwitchリセット」および「niSwitch全チャンネルを接続解除」VIまたは「niSwitch_reset」および「niSwitch_DisconnectAll」関数は通過チャンネル (chN~dutN) に接続します。

通過チャンネル (k0...k67) に関連したリレーの動作には特に注意してください。これらのリレー (k0...k67) は、通過チャンネル (chN~dutNが接続されている場合は開状態で、接続解除されている場合は閉状態です。このリレーの操作に「niSwitchリレー制御」VIまたは「niSwitch_RelayControl」関数を使用する場合、リレー (k0...k67) を閉じると通過チャンネル (chN~dutN) も接続解除されることに注意してください。

通過チャンネル (chN ~dutN) は電源オンまたはリセット状態で接続されているため、スキャン動作中に接続解除が必要になる場合があります。スキャン中にチャンネルの接続を解除するには、スキャンモードプロパティをなしに、またはNISWITCH_ATTR_SCAN_MODE属性をNISWITCH_VAL_NONEに設定します。