NI 5922 オンボードメモリ

NI 5922では、単一の複数レコード集録において、少なくとも640バイトのオンボードメモリを各レコードに割り当てます。サンプルは、ホストコンピュータに転送される前に、このバッファに保存されます。各サンプルは32ビットワードとして保存されるため、オンボードメモリにおける最小バッファサイズは、約64サンプルです。ソフトウェアで最小バッファサイズより小さいバッファサイズを指定できますが、指定ポイント数のみオンボードメモリからホストコンピュータのメモリに転送されます。

保存可能な合計サンプル数は、集録メモリサイズによって異なります。シングル複数レコード集録の最大レコード数は、メモリオプションを64サンプルで除算したサイズと等しくなります。利用可能なメモリオプションは、チャンネルあたり2 MS、8 MS、および64 MSです。

トリガおよびメモリの使用

集録中はトリガが受信されるまで、連続的に書き換え可能な循環バッファにサンプルが保存されます。ポストトリガサンプル数が設定されている場合、トリガが受信されるとNI 5922はポストトリガサンプルを集録します。集録されたサンプルは、オンボードメモリに格納されます。ポストトリガサンプルおよびプレトリガサンプル数は、オンボードメモリ量によって制限されます。