IVIでNIスイッチを使用する
- 更新日2023-02-21
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NIスイッチモジュールをIVIで使用するためのIVI論理名および対応するドライバセッションを作成します。以下の手順に従って、IVI論理名および対応ドライバセッションを作成します。
- Measurement & Automation Explorer (MAX) を開きます。
- MAXツリー構図からIVI Driversを選択します。
- 新規ドライバセッションを作成します。
- ツリー構図からDriver Sessionsを右クリックして、Create New (case-sensitive)を選択します。構成ウィンドウで構成パネルが開きます。
- 以下の手順に従って、新規ドライバセッションを構成します。
- Softwareタブを選択し、Software ModuleリストボックスからniSwitchを選択します。
- Hardwareタブを選択し、Hardware Assetリストボックスから使用するスイッチモジュールを選択します。
メモ 新しいハードウェアアセットを作成するには、Hardware Assetリストボックスの右にあるCreate Newをクリックします。 - Generalタブを選択し、Simulate WithリストボックスからDon't Simulateを選択します。
- Driver Setupテキストボックスに、使用するスイッチモジュールのドライバ設定文字列を入力します。ドライバ設定文字列についての詳細は「ドライバセットアップ文字列を決定する」を参照してください。
- 新規論理名を作成します。
- ツリー構図からLogical Namesを右クリックして、Create New (case-sensitive)を選択します。構成ウィンドウで構成パネルが開きます。
- 新規論理名を構成するには、ステップ3のDriver Sessionリストボックスで作成したドライバセッションを選択します。
メモ 選択したドライバセッションのプロパティを表示するには、Driver Sessionリストボックスの右側にあるGo Toをクリックします。
- IVI構成を保存するには、構成ビューの上部にあるSave IVI Configurationをクリックします。変更を保存しない場合は、Revertをクリックして前の設定に戻します。
ドライバセットアップ文字列を決定する
以下のステップを実行して、スイッチモジュールのドライバ設定文字列を決定します。
- トポロジ名を決定します。
- 『NI スイッチヘルプ』ファイルを開きます。
- 目次タブを選択します。
- デバイスブックを展開し、使用するスイッチモジュールを選択します。そのスイッチモジュールのデバイス概要がヘルプウィンドウに表示されます。
- デバイス概要の操作モード表には、サポートされている各トポロジのトポロジ名とソフトウェア名が記載されています。トポロジ名は表の最初に記載されているソフトウェア名で、括弧で囲まれた定数名ではありません。たとえば、NI PXI-2501を48x1マルチプレクサモードで使用する場合、トポロジ名は「NISWITCH_TOPOLOGY_2501_1_WIRE_48X1_MUX」ではなく、「2501/1-Wire 48x1 Mux」になります。
- トポロジ名を使用して、ドライバ設定文字列を決定します。
- NI-DAQmxデバイス―ドライバ設定文字列はtopology:<トポロジ名>です。たとえば、NI PXI-2501で48x1マルチプレクスモードを使用している場合、ドライバセットアップ文字列はtopology:2501/1-Wire 48x1 Muxとなります。