トポロジを指定してNI スイッチデバイスを初期化する

MAXで作成したNI スイッチブロックデバイスのトポロジと以下のセクションで説明されるVIまたは関数を使用して、トポロジを指定してNI スイッチブロックデバイスを初期化します。

• LabVIEWでトポロジを指定して初期化する
• Cでトポロジを指定して初期化する

LabVIEWでトポロジを指定して初期化する

「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIまたは、「niSwitch初期化 (オプション付) 」VIを使用してNI スイッチブロックデバイスをトポロジ指定で初期化する方法については以下のセクションを参照してください。

メモ MAXでデバイスを構成したときに作成したトポロジを使用する必要があります。

「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIを使用して初期化する

「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIを使用してデバイスのトポロジを指定するには、定数または文字列のいずれかをトポロジ名に配線することで実行できます。定数をトポロジ名パラメータに配線する場合、定数のドロップダウンメニューからConfigured Topologyを選択します。Configured Topologyは、MAXで最後に構成されたトポロジをデバイスに設定します。

プログラミングでデバイスのトポロジを明示的に表したい場合、定数を作成する代わりに文字列をトポロジ名パラメータに書き込むこともできます。以下の図は、3つのNI 2810カードの組み合わせに対して「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIに接続されたトポロジ文字列を示します。

以下の形式を使用して、MAXで構成したデバイスのトポロジ文字列を入力します。

MODEL(N)/1-Wire RxC Matrix

MODEL は、デバイスに組み込まれているNI スイッチブロックカードの型番 (カードタイプを表す文字は含まない) です。

N は、デバイスに組み込まれているNI スイッチブロックカード数です。シングルカードデバイスのトポロジ文字列には、 (N) は含まれません。

R は、トポロジの行数です。

C は、トポロジの列数です。

デバイスのトポロジ文字列はMAXでも確認できます。MAXの構成ツリーでデバイスを選択すると、項目ビューのトポロジ列にそのデバイスのトポロジ文字列が表示されます。

「niSwitch初期化 (オプション付) 」VIを使用して初期化する

「niSwitch初期化 (オプション付) 」VIを使用してデバイスのトポロジを指定するには、ドライバセットアップ文字列にあるトポロジ構成トークンをオプション文字列パラメータに設定することで実行できます。トポロジ構成トークンの値をConfigured Topologyに設定することで、MAXでデバイスに構成された最後のトポロジを指定することができます。

プログラミングでデバイストポロジを明示的に表したい場合、トポロジ構成トークンの値をデバイスのトポロジ文字列を使用してこのトピックの「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIを使用して初期化するセクションで説明されている形式で設定することができます。以下の図は、3つのNI 2810カードの組み合わせに対して「niSwitch初期化 (オプション付) 」VIと一緒に使用されたトポロジ文字列を示します。

Cでトポロジを指定して初期化する

「niSwitch_InitWithTopology」関数および「niSwitch_InitWithOptions」関数を使用してNI スイッチブロックをトポロジ指定で初期化する方法については、以下のセクションを参照してください。

メモ MAXでデバイスを構成したときに作成したトポロジを使用する必要があります。

「niSwitch_InitWithTopology」関数を使用して初期化する

トポロジのパラメータを設定することで、「niSwitch_InitWithTopology」関数を使用してデバイスのトポロジを指定することができます。topologyパラメータを#defineトポロジ名を使用して設定すると、有効な値はNISWITCH_TOPOLOGY_CONFIGURED_TOPOLOGYのみになります。

プログラミングでデバイストポロジを明示的に表したい場合、デバイスのトポロジ文字列を使用してtopologyパラメータをこのトピックの「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIを使用して初期化するセクションで説明されている形式で設定することができます。

メモ トポロジ文字列を入力する場合、MAXで表示されている文字列を正確に入力する必要があります。MAXのトポロジ文字列の検索方法については、このトピックの「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIを使用して初期化するセクションを参照してください。

「niSwitch_InitWithOptions」関数を使用して初期化する

「niSwitch_InitWithOptions」関数を使用してデバイスのトポロジを指定するには、ドライバセットアップ文字列にあるトポロジ構成トークンをoptionStringパラメータに設定することで実行できます。トポロジ構成トークンの値をConfigured Topologyに設定することで、MAXでデバイスに構成された最後のトポロジを指定することができます。

プログラミングでデバイストポロジを明示的に表したい場合、トポロジ構成トークンの値をデバイスのトポロジ文字列を使用してこのトピックの「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIを使用して初期化するセクションで説明されている形式で設定することができます。

メモ トポロジ文字列を入力する場合、MAXで表示されている文字列を正確に入力する必要があります。MAXのトポロジ文字列の検索方法については、このトピックの「niSwitch初期化 (トポロジ指定) 」VIを使用して初期化するセクションを参照してください。