アーマチュアリレー
- 更新日2023-02-21
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アーマチュアリレーはコイル、アーマチュア装置、および接点で構成されたメカニカルリレーです。コイルが活性化されると、発生した磁界によってアーマチュアが動作します。この動きによって接点が開いたり閉じたりします。スイッチモジュールでアーマチュアリレーを使用する場合、リレー寿命に影響を与える要因を考慮する必要があります。以下の図は、アーマチュアリレーを示しています。
アーマチュアリレーには、ラッチ型および非ラッチ型の2タイプがあります。
非ラッチ型
非ラッチ型リレーの初期位置は、ノーマリークローズ (NC) です。電流が流れていないときは、この状態がバネまたは永久磁石の応力によって維持されます。コイルに電流が流れると、磁界の応力によってノーマリーオープン (NO) 接点が維持されます。電流が流れなくなると、リレーは初期のNC状態に戻ります。
非ラッチ型アーマチュアリレーは、電源供給が停止されたときに制御アプリケーションでスイッチが既知の状態に戻される必要がある場合に有用です。以下の図は、非ラッチ型リレーの例を示します。
ラッチ型
ラッチ型リレーには1つまたは2つのコイルが装備されています。ラッチ型リレーにはデフォルト位置がなく、駆動電流が止まった時の最後の位置を維持します。リレー自体はラッチしていても、モジュールにおけるリセット位置は制御回路およびソフトウェアによって決定されます (NI-SWITCHは初期化およびリセット中にすべてのモジュールのすべてのリレーをリセットします)。ラッチ型リレーは電力消費およびワット損を制限する場合に有効です。これは一度作動すると、リレーの位置を維持するために電流を流す必要がないためです。
1コイルラッチ型では、電流の流れる方向でリレーの位置が決定します。2コイルラッチ型では、電流が流れているコイルでアーマチュアの位置が決定します。以下の図は、1コイルラッチ型リレーを示します。
以下の図は、2コイルラッチ型リレーを示します。