NI PXIe-2737 リレーの交換
- 更新日2023-02-21
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NI PXIe-2737は、メカニカルアーマチュアリレーを使用しています。
交換用リレーの注文に関しては、以下の表を参照してください。
| リレー製造元 | 部品 |
|---|---|
| Tyco Electronics | 5-1462039-8 |
| リレーキット | 製品番号 |
|---|---|
| ナショナルインスツルメンツ (10リレー) | 781089-10 |
以下の手順に従って、モジュールの解体、破損したリレーの交換、モジュールの組み立てを行います。
リレーの位置を確認する
- 接地ストラップを使用したり、接地されたPXI Expressシャーシに触れて、身体の静電気を逃がします。
メモ 適切に接地することでモジュールを静電気放電から保護します。 - 以下の図と表を参照して取り替えるリレーの位置を確認します。
- チャンネル名を対応するリレーメイト一致させます。
- 下の表を使用してリレー名とリファレンス番号を照合します。
メモ リファレンス番号はPCB上に記載されています。
NI PXIe-2737 PCB 1
NI PXIe-2737 PCB 2
NI PXIe-2737 ハードウェア図
NI PXIe-2737 PCB 1リレーの位置
リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 kr0c0 K1 kr2c0 K5 kr0c16 K65 kr2c16 K69 kr0c1 K2 kr2c1 K6 kr0c17 K66 kr2c17 K70 kr0c2 K9 kr2c2 K13 kr0c18 K73 kr2c18 K77 kr0c3 K10 kr2c3 K14 kr0c19 K74 kr2c19 K78 kr0c4 K17 kr2c4 K21 kr0c20 K81 kr2c20 K85 kr0c5 K18 kr2c5 K22 kr0c21 K82 kr2c21 K86 kr0c6 K25 kr2c6 K29 kr0c22 K89 kr2c22 K93 kr0c7 K26 kr2c7 K30 kr0c23 K90 kr2c23 K94 kr0c8 K33 kr2c8 K37 kr0c24 K97 kr2c24 K101 kr0c9 K34 kr2c9 K38 kr0c25 K98 kr2c25 K102 kr0c10 K41 kr2c10 K45 kr0c26 K105 kr2c26 K109 kr0c11 K42 kr2c11 K46 kr0c27 K106 kr2c27 K110 kr0c12 K49 kr2c12 K53 kr1c16 K67 kr3c16 K71 kr0c13 K50 kr2c13 K54 kr1c17 K68 kr3c17 K72 kr0c14 K57 kr2c14 K61 kr1c18 K75 kr3c18 K79 kr0c15 K58 kr2c15 K62 kr1c19 K76 kr2c19 K80 kr1c0 K3 kr3c0 K7 kr1c20 K83 kr3c20 K87 kr1c1 K4 kr3c1 K8 kr1c21 K84 kr3c21 K88 kr1c2 K11 kr3c2 K15 kr1c22 K91 kr3c22 K95 kr1c3 K12 kr3c3 K16 kr1c23 K92 kr3c23 K96 kr1c4 K19 kr3c4 K23 kr1c24 K99 kr3c24 K103 kr1c5 K20 kr3c5 K24 kr1c25 K100 kr3c25 K104 kr1c6 K27 kr3c6 K31 kr1c26 K107 kr3c26 K111 kr1c7 K28 kr3c7 K32 kr1c27 K108 kr3c27 K112 kr1c8 K35 kr3c8 K39 kr1c9 K36 kr3c9 K40 kr1c10 K43 kr3c10 K47 kr1c11 K44 kr3c11 K48 kr1c12 K51 kr3c12 K55 kr1c13 K52 kr3c13 K56 kr1c14 K59 kr3c14 K63 kr1c15 K60 kr3c15 K64
NI PXIe-2737 PCB 2リレーの位置
リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 リレー名 リファレンス番号 kr0c28 K11 kr0c32 K33 kr2c32 K29 kr0c48 K69 kr2c48 K65 kr0c29 K10 kr0c33 K32 kr2c33 K28 kr0c49 K68 kr2c49 K64 kr0c30 K22 kr0c34 K44 kr2c34 K40 kr0c50 K80 kr2c50 K76 kr0c31 K21 kr0c35 K43 kr2c35 K39 kr0c51 K79 kr2c51 K75 kr1c28 K9 kr0c36 K55 kr2c36 K51 kr0c52 K91 kr2c52 K87 kr1c29 K8 kr0c37 K54 kr2c37 K50 kr0c53 K90 kr2c53 K86 kr1c30 K20 kr0c38 K3 kr2c38 K1 kr0c54 K102 kr2c54 K98 kr1c31 K19 kr0c39 K14 kr2c39 K12 kr0c55 K101 kr2c55 K97 kr2c28 K7 kr0c40 K25 kr2c40 K23 kr0c56 K113 kr2c56 K109 kr2c29 K6 kr0c41 K36 kr2c41 K34 kr0c57 K112 kr2c57 K108 kr2C30 K18 kr0c42 K47 kr2c42 K45 kr0c58 K124 kr2c58 K120 kr2c31 K17 kr0c43 K58 kr2c43 K56 kr0c59 K123 kr2c59 K119 kr3c28 K5 kr0c44 K61 kr2c44 K59 kr0c60 K135 kr2c60 K131 kr3c29 K4 kr0c45 K72 kr2c45 K70 kr0c61 K134 kr2c61 K130 kr3c30 K16 kr0c46 K83 kr2c46 K81 kr0c62 K144 kr2c62 K140 kr3c31 K15 kr0c47 K94 kr2c47 K92 kr0c63 K143 kr2c63 K139 kr1c32 K31 kr3c32 K27 kr1c48 K67 kr3c48 K63 kr1c33 K30 kr3c33 K26 kr1c49 K66 kr3c49 K62 kr1c34 K42 kr3c34 K38 kr1c50 K78 kr3c50 K74 kr1c35 K41 kr3c35 K37 kr1c51 K77 kr3c51 K73 kr1c36 K53 kr3c36 K49 kr1c52 K89 kr3c52 K85 kr1c37 K52 kr3c37 K48 kr1c53 K88 kr3c53 K84 kr1c38 K2 kr3c38 K127 kr1c54 K100 kr3c54 K96 kr1c39 K13 kr3c39 K126 kr1c55 K99 kr3c55 K95 kr1c40 K24 kr3c40 K116 kr1c56 K111 kr3c56 K107 kr1c41 K35 kr3c41 K115 kr1c57 K110 kr3c57 K106 kr1c42 K46 kr3c42 K105 kr1c58 K122 kr3c58 K118 kr1c43 K57 kr3c43 K136 kr1c59 K121 kr3c59 K117 kr1c44 K60 kr3c44 K125 kr1c60 K133 kr3c60 K129 kr1c45 K71 kr3c45 K114 kr1c61 K132 kr3c61 K128 kr1c46 K82 kr3c46 K103 kr1c62 K142 kr3c62 K138 kr1c47 K93 kr3c47 K104 kr1c63 K141 kr3c63 K137
モジュールの解体
- スイッチアセンブリに固定しているPCB 2の4本のネジを取り外します。
- PCB 1とPCB 2を注意して離します。
1 PCB 1 2 PCB 2 3 ネジ
リレーの交換
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メモ NIでは、鉛フリーの基板には鉛フリーはんだを、また鉛を使用した基板には鉛はんだを使用するように推奨しています。 |
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注意 鉛フリーのコテ台で鉛を使用しないでください。ユニットの鉛はんだによってコテ台が汚染されてしまう可能性があります。 |
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注意 鉛フリーの組み立て部品に対して鉛はんだを使用した場合、その旨を表記してください。そうすることで、このユニットが後で鉛フリーはんだのコテ台で再加工され、コテ台が汚染されるのを防ぐことができます。 |
下記の用具があることを確認します。
- 316 ℃ (600°F) に温度調整された鉛はんだ用のはんだごて、もしくは371℃ (700°F) に温度調整された鉛フリーはんだ用のはんだごて
- 63/37すず/鉛はんだ (フラックスコア) (鉛はんだリワーク用)
- 96.5/3.0/0.5すず/銀/銅はんだ (フラックスコア) (鉛フリーはんだリワーク用)
- はんだ吸い取り線
- 細いピック
- イソプロピルアルコール
- 綿棒
以下の手順に従ってリレーを交換します。
- 交換するリレーのボード上にある型番とシリアル番号ラベルを確認します。白いラベルは、基板の組み立てに鉛はんだ (Sn 63 Pb 37) が使用されていることを示します。緑のラベルは基板の組み立てに鉛フリーはんだ (Sn 96.5 Ag 3.0 Cu 0.5) が使用されていることを示します。鉛フリーによる組み立ての場合、最後の型番が「L」になります。以下の図では、異なるラベルタイプが表示されています。
- 通常のスルーホール部品と同じようにリレーを交換します。リレーがPCBから0.41 mm (0.016 in.) 以上にならないようにします。
モジュールの組み立て
モジュールを組み立て直すには、モジュールの解体手順を逆の順番に実行します。
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ヒント NI-SWITCH 3.1以降では、故障したリレーを交換した後でソフトフロントパネルを使用してリレーカウントをリセットすることができます。詳細に関しては、『Switchソフトフロントパネルヘルプ』を参照してください。 |