NI PXI/PXIe-2529 2線式8×16マトリクストポロジ
- 更新日2023-02-21
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TB-2635端子台を使用して、NI PXI/PXIe-2529 (NI 2529) で2線式8×16マトリクストポロジを構築します。以下の図は、2線式8×16マトリクストポロジにおけるNI 2529を示します。
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接続を確立する
NI 2529をNI TB-2635と一緒に使用することで、8×16マトリクスを構築できます。このトポロジでは、任意の行を任意の列に接続できます。信号をr1に接続する場合、端子台のR1+およびR1–に接続します。信号をc0に接続する場合、端子台のC0+およびC0–に接続します。
NI 2529のチャンネルは、「niSwitchチャンネルを接続」VIまたは「niSwitch_Connect」関数を使用して接続できます。たとえば、行1を列1に接続するには、チャンネル1パラメータをr1に、またチャンネル2パラメータをc1に設定して、「niSwitchチャンネルを接続」VIまたは「niSwitch_Connect」関数を呼び出します。
8×16マトリクストポロジにおいてNI 2529をスキャンする場合、標準スキャンリストエントリはr5->c1;となります。このエントリでは、行5に接続された信号を列1に経路接続します。
バンク接続図
端子台の接続
NI TB-2635端子台は、NI 2529を2線式8×16マトリクスとして構成します。
以下の表は、NI TB-2635端子台で短絡し、列接続が行われたNI 2529ピンを記載します。NI TB-2635端子台を使用していない場合、ピンを外部的に短絡して2線式8×16マトリクストポロジを作成します。ピン配置に関しては、NI 2529ピン配列を参照してください。
接続 | ピン | 接続 | ピン | 接続 | ピン | 接続 | ピン |
---|---|---|---|---|---|---|---|
C0+ | B24、B14 | C4+ | C24、C14 | C8+ | B19、B9 | C12+ | C19、C9 |
C0- | A24、A14 | C4- | D24、D14 | C8- | A19、A9 | C12- | D19、D9 |
C1+ | B23、B13 | C5+ | C23、C13 | C9+ | B18、B8 | C13+ | C18、C8 |
C1- | A23、A13 | C5- | D23、D13 | C9- | A18、A8 | C13- | D18、D8 |
C2+ | B22、B12 | C6+ | C22、C12 | C10+ | B17、B7 | C14+ | C17、C7 |
C2- | A22、A12 | C6- | D22、D12 | C10- | A17、A7 | C14- | D17、D7 |
C3+ | B21、B11 | C7+ | C21、C11 | C11+ | B16、B6 | C15+ | C16、C6 |
C3- | A21、A11 | C7- | D21、D11 | C11- | A16、A6 | C15- | D16、D6 |
以下の表はNI 2529のピンおよびそれに関連する行接続を記載します。
接続 | ピン | 接続 | ピン | 接続 | ピン | 接続 | ピン |
---|---|---|---|---|---|---|---|
R0+ | B25 | R2+ | B20 | R4+ | B15 | R6+ | B10 |
R0- | A25 | R2- | A20 | R4- | A15 | R6- | A10 |
R1+ | C25 | R3+ | C20 | R5+ | C15 | R7+ | C10 |
R1- | D25 | R3- | D20 | R5- | D15 | R7- | D10 |
ピン配列
以下の図は、NI 2529のピン配列を示します。
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注意 「予約済み」ピンまたはNC (NO CONNECT) ピンには接続しないでください。高電圧が存在する場合、低電圧ピンを行および列チャンネルから絶縁します。 |