NI-SWITCH

NI PXI-2501/25032線式24×1マルチプレクサトポロジ

  • 更新日2023-02-21
  • 5分で読める

NI PXI-2501/2503を2線式24×1マルチプレクサとして使用する場合、NI TB-2605端子台を使用して信号を接続します。このトポロジでは、冷接点補正を行うために冷接点センサチャンネルに接続します。以下の図は、このモードでのNI PXI-2501/2503を示します。

接続を確立する

このトポロジでのNI PXI-2501/2503には、コモン2線式チャンネルに接続された24の2線式入力チャンネルがあります。ソフトウェアでは、入力チャンネルはch<0..23>として表され、コモンチャンネルはcom0となります。すべての正のリード線 (CH0+~CH23+) をCOM0+へ、すべての負のリード線 (CH0-~CH23–) をCOM0-へ経路接続します。

たとえば、2線式信号をch5に接続するには、HI側をCH5+へ、LO側をCH5–に接続します。com0では、COM0+およびCOM0–をそれぞれ信号のHIとLOに接続します。

cjtempも同様にcom0に接続することができます。これによってcom0はNI TB-2605端子台の温度センサに内部接続されます。詳細については冷接点センサチャンネルを参照してください。

スキャン中のサンプルスキャンリストエントリはCH2->com0;です。このエントリは、CH2+に接続された信号をCOM0+に、CH2–に接続された信号をCOM0–に接続します。

即時操作中、「niSwitchチャンネルを接続」VIまたは「niSwitch_Connect」関数を ch2およびcom0で呼び出すことにより、CH2+に接続された信号をCOM0+に、CH2–に接続された信号をCOM0–に接続します。信号をAB0に接続する場合は、「niSwitchチャンネルを接続」VIまたは「niSwitch_Connect」関数をcom0およびab0と一緒に使用します。

ピン配列

以下の図および表は、2線式24×1マルチプレクサトポロジにおけるNI PXI-2501/2503のピン配列を示します。

注意  「予約済み」ピンには接続しないでください。
ソフトウェア名 極性 ハードウェア名
NI PXI-2501/2503
コネクタピン番号
NI TB-2605
端子名
ch0 + 67 CH0+
33 CH0–
ch1 + 66 CH1+
32 CH1–
ch2 + 65 CH2+
31 CH2–
ch3 + 64 CH3+
30 CH3–
ch4 + 63 CH4+
29 CH4–
ch5 + 62 CH5+
28 CH5–
ch6 + 59 CH6+
25 CH6–
ch7 + 58 CH7+
24 CH7–
ch8 + 57 CH8+
23 CH8–
ch9 + 55 CH9+
21 CH9–
ch10 + 54 CH10+
20 CH10–
ch11 + 53 CH11+
19 CH11–
ch12 + 50 CH12+
16 CH12–
ch13 + 49 CH13+
15 CH13–
ch14 + 48 CH14+
14 CH14–
ch15 + 47 CH15+
13 CH15–
ch16 + 46 CH16+
12 CH16–
ch17 + 45 CH17+
11 CH17–
ch18 + 40 CH18+
6 CH18–
ch19 + 39 CH19+
5 CH19–
ch20 + 38 CH20+
4 CH20–
ch21 + 37 CH21+
3 CH21–
ch22 + 36 CH22+
2 CH22–
ch23 + 35 CH23+
1 CH23–
com0 + 61 COM0+
27 COM0–
ab0 + 52 AB0+
18 AB0–
接続なし1 + 60 COM1+
26 COM1–
接続なし1 + 44 COM2+
10 COM2–
接続なし1 + 43 COM3+
9 COM3–
接続なし1 + 51 AB1+
17 AB1–
1 このトポロジでは使用しない

追加のピンリファレンス

NI PXI-2501/2503
コネクタピン番号
信号名
7、56 GND
41 TRIG IN
42 SCANADV
8 予約済み
68 CJS+
34 CJS-
22 1wireREF

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