niScope複数クラスタをフェッチ
- 更新日2025-10-21
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複数のチャンネルおよびレコードに対してにデジタイザが集録した波形を取り込みます。 タイミング情報を含むスケールされた電圧波形をクラスタとして返します。

入力/出力
タイムアウト
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タイムアウトは、データが集録されるまでの待機時間 (s) です。NI-SCOPEでその時点で有効なデータをフェッチするには、このパラメータを0に設定します。このパラメータに-1を使用すると、無限タイムアウトになります。
計測器ハンドル
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計測器ハンドルは、計測器セッションを識別するためのものです。
チャンネル
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チャンネルには、データ集録を行うチャンネルを指定します。詳細については、「 チャンネル文字列構文」を参照してください。
サンプル数
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サンプル数は、各波形でフェッチする最大サンプル数です。集録が要求したポイント数より少ない場合、集録が完了、中断、または0のタイムアウトが使用されると、デバイスによってはデータの一部分を返します。すべての利用可能なサンプルをフェッチする場合は、このパラメータを-1に設定します。VIは実際のレコード長を読みとり、すべての利用可能なサンプルの集録を試みます。タイムアウト時間内に終了しない場合、VIはエラーを返します。
エラー入力
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エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、 標準エラー入力として機能します。
計測器ハンドル出力
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計測器ハンドル出力は、計測器ハンドルと同じ値を持ちます。
波形情報
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波形情報には、波形のすべてのタイミングおよびスケール情報が含まれます。
波形
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波形は、初期値x、増分x、および波形配列をそれぞれ含むクラスタ配列です。 この出力は、LabVIEWの波形グラフに直接配線することが可能なため、配列内の各波形はタイミング情報と一緒にプロットされます。クラスタの初期値xは、トリガに対して相対的な値です。相対初期値xは、トリガから最初のポイントまでの時間で、トリガの発生時間は常にゼロとなります。 クラスタ配列には、複数チャンネルからの波形、レコード、および集録タイプが含まれます。たとえば、集録タイプが標準の場合、各レコードにつき1チャンネル、各チャンネルあたり1つの波形が含まれます。通常の集録中にチャンネル文字列「0,1」に対してフェッチVIを呼び出した場合、結果出力の順序は以下のとおりです。 レコード0、チャンネル0 レコード0、チャンネル1 レコード1、チャンネル0 レコード1、チャンネル1
エラー出力
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エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、 標準エラー出力として機能します。 |
タイムアウト
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計測器ハンドル
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チャンネル
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サンプル数
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エラー入力
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計測器ハンドル出力
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波形情報
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実際のサンプル数
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絶対初期値X
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波形
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波形
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エラー出力
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