niScopeビデオトリガを構成
- 更新日2025-10-21
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ビデオトリガに特有の共通プロパティを構成します。ビデオトリガのプロパティは、極性、DC復元有効、信号形式、イベント、およびライン番号です。ビデオトリガは、デジタイザで有効なビデオ同期信号を検出すると発生します。「トリガホールドオフ」を使用して、集録間の特定のフレーム数をスキップします。たとえば、特定のライン番号を複数回集録して同じ彩度を繰り返すには、NTSC (121ms < ホールドオフ < 159ms) でフレームを1つスキップし、SECAMでフレームを5つスキップ (201ms < ホールドオフ < 239ms) します。

入力/出力
TVイベント
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TVイベントには、トリガするTVイベントを指定します。 定義値については、「 イベント」プロパティを参照してください。
トリガカプリング
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トリガカプリングには、トリガ信号のカプリング方法を指定します。 定義値については、「 トリガカプリング」プロパティを参照してください。
極性
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極性には、ビデオ同期信号の極性を指定します。 デフォルト値: 負 定義値: 正 負
計測器ハンドル
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計測器ハンドルは、計測器セッションを識別するためのものです。
トリガソース (チャンネル 0)
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トリガソースは、デジタイザが監視するトリガソースを渡します。 デフォルト値: チャンネル0 定義値については、「 トリガソース」プロパティを参照してください。
DC復元有効
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DC復元有効は、各ビデオラインにオフセットをかけることで、クランプレベル (カラーバーストおよびアクティブ画像間のビデオラインの一部) を0 Vに移動します。 デフォルト値: FALSE
信号形式 (M-NTSC)
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信号形式には、使用するビデオ形式を指定します。 定義値については、「 信号形式」プロパティを参照します。
エラー入力
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エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、 標準エラー入力として機能します。
トリガホールドオフ
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トリガホールドオフには、トリガ検出後、NI-SCOPEが別のトリガ検出を有効にする前に、デジタイザが待機する時間を指定します。 デフォルト値: 0.0 s
トリガ遅延
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トリガ遅延には、デジタイザがトリガを受信してからデータ集録を開始するまでの待機時間を指定します。 デフォルト値: 0.0 s
ライン番号
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ライン番号には、トリガするライン番号を指定します。 ライン番号の範囲はフレーム全体をカバーし、「 垂直帰線および同期信号」に示すように基準となります。 使用できるライン数は、形式によって異なります。有効範囲については、「 ライン番号」プロパティを参照してください。 デフォルト値: 1
計測器ハンドル出力
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計測器ハンドル出力は、計測器ハンドルと同じ値を持ちます。
エラー出力
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エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、 標準エラー出力として機能します。 |
TVイベント
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トリガカプリング
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計測器ハンドル
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トリガソース (チャンネル 0)
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DC復元有効
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エラー入力
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トリガホールドオフ
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計測器ハンドル出力
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エラー出力
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