NI-HSDIO

開始およびフェッチ

  • 更新日2023-02-21
  • 3分で読める

開始またはフェッチVIおよび関数を使用して、デバイスがデータを集録中に他の操作を実行します。「開始」は、集録操作を開始し、プログラムに制御を返します。「フェッチ」は集録したデータを集録オンボードメモリからアプリケーションに転送します。

以下の表は、開始およびフェッチVI/関数を示します。

LabVIEW VI C関数
niHSDIO開始 niHSDIO_Initiate
niHSDIO波形をフェッチ」多態性VIの以下のいずれかのインスタンスを使用してください。
  • niHSDIO波形をフェッチ (U32)
  • niHSDIO波形をフェッチ (U16)
  • niHSDIO波形をフェッチ (U8)
  • niHSDIO波形をフェッチ (WDT)
  • niHSDIO複数レコードをフェッチ (2D U32)
  • niHSDIO複数レコードをフェッチ (2D U16)
  • niHSDIO複数レコードをフェッチ (2D U8)
  • niHSDIO複数レコードをフェッチ (1D WDT)
niHSDIO_FetchWaveformU32
niHSDIO_FetchWaveformU16
niHSDIO_FetchWaveformU8
niHSDIO_FetchMultiRecordU32
niHSDIO_FetchMultiRecordU16
niHSDIO_FetchMultiRecordU8
メモ  Cでプログラミングする場合は、プログラムで配列を宣言する必要があります。この配列は、フェッチ関数によって集録されたデータにスペースを割り当てます。LabVIEWでは、フェッチ関数が自動的に配列を割り当てるため、配列を宣言する必要はありません。

デバイスが集録中の状態でデータをフェッチすると、VIまたは関数は要求されたデータがすべて集録されるまで待機します。タイムアウトパラメータで指定された時間内にデータが集録されない場合、NI-HSDIOはエラーを返します。デバイスが集録を完了する前に停止するには、「niHSDIO中止」VIまたは「niHSDIO_Abort」関数を使用します。ただし、中止した後にフェッチを行うことはできません。

ヒント  フェッチ関数を呼び出す前に、バックログをフェッチプロパティまたはNIHSDIO_ATTR_FETCH_BACKLOG属性を読み取ると、これと同じ目的に使用可能なサンプル数を取得できます。
メモ  読み取り関数は、開始関数とフェッチ関数を1つの呼び出しに統合したものです。読み取り関数は簡単な集録を行うアプリケーション、開始/フェッチ関数はトリガを伴う複雑なアプリケーションにより適しています。

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