niHSDIO完了まで待機 VI
- 更新日2023-02-21
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このVIは、ダイナミックデータ操作が完了するまでプログラムの実行を一時停止するか、タイムアウトエラーを返します。「niHSDIO完了まで待機」VIは定期的に操作状態を確認し、操作が正常に終了、またはエラー (タイムアウトエラーを含む) が発生すると呼び出しプログラムへ制御を返します。
特定の時間内に動作を完了させる有限データ操作に対してこのVIを使用します。
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計測器ハンドルは計測器セッションを識別します。計測器ハンドルは「niHSDIO集録セッションを初期化」VI、「niHSDIO生成セッションを初期化」VI、または「niHSDIO外部キャリブレーションを初期化」VIから取得します。 |
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最大時間 (ミリ秒)は、関数が完了して返るまでに与えられた時間 (ミリ秒) を指定します。データ操作が完了する前に指定した時間が経過すると、関数はタイムアウトエラーを返します。 値を0に設定すると、VIは即座に返ります。この設定は、データ操作の開始後にハードウェアエラーを手動でポーリングする際に便利です。その他のエラーが発生しておらず、データ操作が完了していない場合は、VIはタイムアウトエラーを返します。 値を-1に設定すると、VIはタイムアウトしません。この値を使用すると、ハードウェアエラーが起こるまで何も返されないため、連続操作では使用しないように注意してください。この状態を終了できない場合は、Measurement & Automation Explorerから手動でデバイスリセットを行うか、デバイスの別のセッションから「niHSDIOリセット」VIまたは「niHSDIOデバイスをリセット」VIを実行します。 |
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エラー入力 (エラーなし)は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
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計測器ハンドル出力は、計測器セッションのリファレンスを次のVIへ渡します。計測器ハンドルは「niHSDIO集録セッションを初期化」VIまたは「niHSDIO生成セッションを初期化」VIで取得します。 |
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エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。
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