データ位置を構成
- 更新日2023-02-17
- 4分で読める
データ位置を構成
サンプルクロックを基準としてデータを調整するさまざまな方法を構成します。
入力/出力

セッション入力
「集録セッションを初期化」ノード、「生成セッションを初期化ノード」、または「外部キャリブレーションを初期化」ノードにより取得された計測器セッションです。

チャンネルリスト
設定を適用するチャンネルです。すべてのチャンネルに適用するには、チャンネルリストを空にします。

位置
操作のタイミングを計るために使用するサンプルクロック信号のエッジです。また、デバイスを構成して、サンプルクロックの各立ち上がりエッジの後、構成可能な遅延が過ぎた後でデータを生成することもできます。
| Sample Clock Rising Edge |
デバイスは、サンプルクロックの立ち上がりエッジでデータのサンプルまたは生成を行います。 |
| Sample Clock Falling Edge |
デバイスは、サンプルクロックの立ち下がりエッジでデータのサンプルまたは生成を行います。 |
| Delay from Sample Clock Rising Edge |
デバイスは、サンプルクロック立ち上がりエッジからの遅延の後、データのサンプルまたは生成を行います。 「niHSDIOデータ位置遅延を構成」VIの遅延パラメータで遅延を指定します。 |
ハードウェアで位置を設定する
特定のデバイスでは、カスタム遅延が使用されると、クロック周波数が制限されます。これらの制限については、各デバイスのドキュメントを参照してください。
PXI/PXIe-656xデバイスの遅延を構成するには、デバイスのすべてのチャンネルに遅延を追加する必要があります。NI-HSDIOは、一部のチャンネルリストのみに遅延を適用するとエラーを返します。

エラー入力

セッション出力
以降のすべてのノード呼び出しにおいて、セッションを認識するために使用するハンドルです。
セッション出力パラメータは、「集録セッションを初期化」ノードまたは「生成セッションを初期化」ノードから取得できます。
