スクリプトモードを使用して、複数波形を複雑な組み合わせでリンクし、繰り返し実行することができます。

LabVIEWの例

以下は、スクリプトモード構成時に必要な基本手順です。LabVIEWでのスクリプトモードの使用例については、LabVIEWのFgen Arb Script.viサンプルを使用してください。

  1. 出力モードがスクリプトに設定されている「niFgen出力モードを構成」VIを呼び出します。
  2. 「niFgen名前付き波形の書き込み」VIを呼び出して、スクリプトで参照されているすべての波形を書き込み、適切な名前を付けます。
  3. 波形がデバイスに書き込まれた後に、「niFgenスクリプトの書き込み」VIを呼び出して、実行する生成命令に含まれるスクリプトの書き込みを行います。

    スクリプトを作成して、複数の波形とトリガに基づいて波形生成を管理することができます。たとえば、波形A、B、C、Dをデバイスメモリにダウンロードすることができます。それから、波形生成を開始するトリガを待機し、このトリガを受信後に、毎回16の位置にあるマーカの波形Aを3回生成し、波形B、C、Dを2回(BCDBCD)生成するスクリプトを作成することができます。下記のスクリプトは、この例を示します。

    script myFirstScript

    wait until scriptTrigger0

    repeat 3

    generate waveformA marker0(16)

    end repeat

    repeat 2

    generate waveformB

    generate waveformC

    generate waveformD

    end repeat

    end script

  4. (オプション)デバイスに同時に存在する複数のスクリプトを書き込むことができます。複数のスクリプトをデバイスに書き込む場合、「生成するスクリプト」プロパティを設定して、実行するスクリプトを1つ選択する必要があります。

Cの例

以下は、スクリプトモード構成時に必要な基本手順です。Cでのスクリプトモードの使用例については、CVIのArbitraryScriptサンプルを参照してください。

  1. outputModeNIFGEN_VAL_OUTPUT_FUNCに設定されている状態で「niFgen_configureOutputMode」関数を呼び出します。
  2. 「niFgen名前付き波形の書き込み」関数(niFgen_WriteNamedWaveformF64niFgen_WriteNamedWaveformI16niFgen_WriteNamedWaveformComplexF64niFgen_WriteNamedWaveformComplexI16)のいずれかを呼び出して、スクリプトで参照されているすべての波形を書き込み、これらの波形に適切な名前を関連付けます。
  3. 波形がデバイスに書き込まれた後に、「niFgen_WriteScript」関数を呼び出して、実行する生成命令に含まれるスクリプトの書き込みを行います。

    スクリプトを作成して、複数の波形とトリガに基づいて波形生成を管理することができます。たとえば、波形A、B、C、Dをデバイスメモリにダウンロードすることができます。それから、波形生成を開始するトリガを待機し、このトリガを受信後に、毎回16の位置にあるマーカの波形Aを3回生成し、波形B、C、Dを2回(BCDBCD)生成するスクリプトを作成することができます。下記のスクリプトは、この例を示します。

    script myFirstScript

    wait until scriptTrigger0

    repeat 3

    generate waveformA marker0(16)

    end repeat

    repeat 2

    generate waveformB

    generate waveformC

    generate waveformD

    end repeat

    end script

  4. (オプション)デバイスに同時に存在する複数のスクリプトを書き込むことができます。複数のスクリプトをデバイスに書き込む場合、NIFGEN_ATTR_SCRIPT_TO_GENERATE属性を設定して、実行するスクリプトを選択する必要があります。