DMMをオートゼロに構成します。オートゼロがオンになっている場合、DMMは内部的に入力を接続解除し、ゼロ読み取りを行います。その後、測定値からゼロ読み取り値を差し引きます。これにより、測定確度に影響を与えるDMM入力回路のオフセット電圧を防ぎます。オートゼロが「OFF」の場合、DMMはゼロ読み取りによる補正は行いません。


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入力/出力

  • civrn.png 計測器ハンドル

    計測器ハンドルは、計測器セッションを識別するために使用します。

  • ci32.png オートゼロ

    オートゼロは、オートゼロ設定を指定します。

    「ON」の場合、各測定でオートゼロが有効になります。「1度のみ」は、次の測定の前にオートゼロを有効にします。オートゼロ値は保存され、デバイスが再構成されるまで後に続く測定で使用されます。「OFF」はオートゼロを無効にします。オートゼロを「自動」に設定した場合、NI-DMMは構成した測定関数をもとにオートゼロを有効にするかどうかを決定します。

    NI 408xまたはNI 407xを6 1/2桁以上の分解能でDC測定用に構成した場合、オートゼロは「ON」に設定されます。NI 408xおよびNI 407xのその他すべてのDC測定構成では、オートゼロは「1度のみ」に設定されます。NI 408xおよびNI 407xでのすべてのAC測定または波形集録では、オートゼロは「OFF」に設定されます。

    NI 4065デバイスでは、オートゼロは常に「ON」です。オートゼロは信号測定位相の重要部分です。また、全体の測定時間はそのままです。

    自動 (デフォルト) -1 NI-DMMでは構成されている関数および分解能に基づいてオートゼロを選択します。
    OFF 0 オートゼロを無効にします。
    メモ この設定は、NI 4065ではサポートされていません。
    ON 1 DMMは各測定の入力信号を内部で接続解除し、ゼロ読み取りを行います。その後、測定値からゼロ読み取り値を差し引きます。
    メモ NI 4065デバイスの場合、オートゼロは常にONです。オートゼロは信号測定位相の重要部分です。また、全体の測定時間はそのままです。
    1度のみ 2 DMMは最初の測定後に入力信号を内部切断し、ゼロ読み取りを行います。その後、最初およびその後の読み取り値からゼロ読み取り値を差し引きます。
    メモ この設定は、NI 4065ではサポートされていません。
  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    DO NOT EDIT HERE. Sourced by VI XML in //Measurements/DMM/niDmmComponents/nidmmDocs/.

  • iivrn.png 計測器ハンドル出力

    計測器ハンドル出力は、後に続くすべての計測器ドライバVIの呼び出しに使用するための計測器ハンドルを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIの実行前に発生したエラーを表す場合には、エラー出力にも同じエラー情報が格納されます。そうでない場合は、このVIによるエラーのステータスを説明します。フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。