EPICSクライアントI/Oサーバを構成ダイアログボックス
- 更新日2023-02-21
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インストールパッケージ: DSCモジュールまたはReal-Timeモジュール (Windows)
IOサーバ名を入力ダイアログボックスを表示するには、新規I/Oサーバを作成ダイアログボックスで、I/OサーバタイプリストからEPICS Clientを選択して継続ボタンをクリックします。IOサーバ名を入力ダイアログボックスで、I/Oサーバ名を指定しOKボタンをクリックして、このダイアログボックスを表示します。また、既存のEPICSクライアントI/Oサーバを右クリックして、ショートカットメニューからI/Oサーバを編集を選択して開くこともできます。
このダイアログボックスを使用して、使用するEPICSクライアントI/Oサーバのインスタンスを構成します。EPICSクライアントI/Oサーバを作成して、EPICSサーバまたは入力/出力コントローラ (IOC) がチャンネルアクセスネットワークプロトコルを使用してパブリッシュするプロセス変数を監視できます。
このダイアログボックスには以下のコンポーネントがあります。
- プロセス変数—監視するプロセス変数を一覧表示します。LabVIEWはプロセス変数を、最初にレコード順、次にフィールド順で表示します。 プロセス変数ツリーは、プロセス変数のデータタイプおよびアクセスタイプも表示します。
- レコードを追加—プロセス変数ツリーに新規プロセス変数を追加します。デフォルトでは、レコードがRecordN、フィールドがVALであるプロセス変数を追加します。このRecordN.VALプロセス変数は、自動のデータタイプおよび読み取り/書き込み (デフォルト) のアクセスタイプです。
- フィールドを追加—選択したレコードに新規プロセス変数を追加します。デフォルトでは、自動のデータタイプで読み取り/書き込みのアクセスタイプであるフィールドVALNを追加します。
- 削除—プロセス変数ツリーで選択したプロセス変数を削除します。レコードを削除すると、レコードにあるすべてのフィールドを削除します。
- ファイルをインポート—.db、レコードインスタンス、またはファイルに保存された複数のプロセス変数をプロセス変数ツリーにロードします。IOCを構成する場合は通常.dbファイルを作成します。
メモナショナルインスツルメンツは、1つのEPICSクライアントI/Oサーバのプロセス変数の数を2,000に制限することを推奨します。2,000以上のプロセス変数を監視したい場合は、複数のEPICSクライアントI/Oサーバを作成してください。メモ 複数のプロセス変数をインポートする場合、LabVIEWはプロセス変数のVALフィールドのみをインポートしてパフォーマンスを向上します。 - 属性—選択したプロセス変数の名前、データタイプ、およびアクセスタイプを指定します。 以下のオプションがあります。
- 名前—レコードまたはプロセス変数のフィールドの名前を指定します。レコードおよびフィールド名にピリオド (.) を含めることはできません。同一I/Oサーバにあるレコードの名前は固有である必要があります。同一レコードにあるフィールド名は固有である必要があります。このコンポーネントでは大文字と小文字が区別されます。
- データタイプ—選択したプロセス変数のデータタイプを指定します。データタイプで自動を選択すると、LabVIEWはI/Oサーバの実行時にIOCのデータタイプを検出します。
- アクセスタイプ—選択したプロセス変数のアクセスタイプを指定します。データタイプで列挙体を選択する場合は、アクセスタイプは読み取り専用である必要があります。