パスワードが有効な場合、このVIはリソース名内で指定したデバイスへの新しいIVI計測器ドライバセッションを作成し、後に続くすべてのNI-DCPower VIの呼び出しで、デバイスを認識するために使用するためのハンドルを返します。また、このVIは初期化のコマンドを送信して、NI-DCPowerが実行できるようにデバイスを必要な状態に設定します。

キャリブレーションセッションを開くと、常にリセットが実行されます。このVIの使用に関する詳細については、使用しているデバイスのキャリブレーション手順を参照してください。

メモ このVIとそれにより作成されるセッションでは、完全修飾チャンネル名はサポートされていません。


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入力/出力

  • civrn.png リソース名

    リソース名は、Measurement & Automation Explorer (MAX) で割り当てられたリソース名を指定します。たとえば、PXI1Slot3の場合、PXI1Slot3は計測器リソース名です。 リソース名には、デバイスのIVI論理名を指定することもできます。

  • cstr.png パスワード

    パスワードは、キャリブレーションセッションを開くためのパスワードを指定します。パスワードは、英数字で最大4文字まで使用できます。工場出荷時の初期パスワードは、NIに設定されています。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • iivrn.png 計測器ハンドル出力

    計測器ハンドル出力は、後に続くすべてのNI-DCPower VI呼び出しでセッションを識別するためのハンドルを渡します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。