物理チャンネル名では、デフォルトのデバイス名は<製品名>-<シリアル#>です。たとえば、シリアル番号が1C6A39CのFD-11613は、MAXでFD11613-1C6A39Cと表示されます。MAXではバンク番号も追加されます。たとえば、FD11613-1C6A39C-Bank1となります。これらの名前はMAXで変更できます。

FieldDAQデバイスには、FD-11601、FD-11603、FD-11605、FD-11613、D-11614、FD-11634、FD-11637が含まれます。

アナログ入力

以下の表は、FieldDAQデバイスのアナログ入力物理チャンネルの数と名前を示します。

デバイス チャンネル数 名前付け
FD-11601 8 FD-11601-xxxxxxx-Bank1/ai0～FD-11601-xxxxxxx-Bank1/ai3

FD-11601-xxxxxxx-Bank2/ai0～FD-11601-xxxxxxx-Bank2/ai3
FD-11603 8 FD-11603-xxxxxxx-Bank1/ai0～FD-11603-xxxxxxx-Bank1/ai3

FD-11603-xxxxxxx-Bank2/ai0～FD-11603-xxxxxxx-Bank2/ai3
FD-11605 8 FD-11605-xxxxxxx-Bank1/ai0～FD-11605-xxxxxxx-Bank1/ai3

FD-11605-xxxxxxx-Bank2/ai0～FD-11605-xxxxxxx-Bank2/ai3
FD-11613 8 FD-11613-xxxxxxx-Bank1/ai0～FD-11613-xxxxxxx-Bank1/ai7
FD-11614 16 FD-11614-xxxxxxx-Bank1/ai0～FD-11614-xxxxxxx-Bank1/ai7

FD-11614-xxxxxxx-Bank2/ai0～FD-11614-xxxxxxx-Bank2/ai7
FD-11634 8 FD-11634-xxxxxxx-Bank1/ai0～FD-11634-xxxxxxx-Bank1/ai3

FD-11634-xxxxxxx-Bank2/ai0～FD-11634-xxxxxxx-Bank2/ai3
FD-11637 8 FD-11637-xxxxxxx-Bank1/ai0～FD-11637-xxxxxxx-Bank1/ai3

FD-11637-xxxxxxx-Bank2/ai0～FD-11637-xxxxxxx-Bank2/ai3

歪み測定およびホイートストーンブリッジ測定 FD-11637

FD-11637は、AI歪みゲージ、AIロゼット歪みゲージ、AIフォースブリッジ、AI圧力ブリッジ、AIトルクブリッジ、AIブリッジ (V/V) とAI励起付きカスタム電圧のチャンネルタイプのみをサポートします。

AI励起付きカスタム電圧チャンネルを持つFD-11637を使用する場合、AI.励起.スケール時使用属性/プロパティをTRUEに設定する必要があります。この属性/プロパティの設定により、チャンネルからレシオメトリックデータ (Vin/Vex) が返されます。

FD-11637は電圧ではなく電圧比を返します。したがって、AI.ブリッジ.初期ブリッジ比属性/プロパティを使用して初期電圧比を指定するか、またはAI.ブリッジ.初期ブリッジ電圧属性/プロパティをデバイスから返される比率Vin/VexにVexを乗算した値に設定します。

FD-11637がクォータブリッジモードのときは、AI.ブリッジ.標準抵抗属性/プロパティによってチャンネルで120 Ω範囲と350 Ω範囲のどちらを使用するかを指定する必要があります。

FD-11637は、120Ωと350Ωの歪みゲージ用の内部ハーフブリッジ構成およびクォータブリッジ構成を備えています。