DAQmxスケールを作成 (範囲の割り当て)

最大プリスケール値は、プリスケール値の範囲での最大値です。NI-DAQmxは、この値をスケール後の最大値に割り当てます。

最小プリスケール値は、プリスケール値の範囲での最小値です。NI-DAQmxは、この値をスケール後の最小値に割り当てます。

名前は、「 DAQmx仮想チャンネルを作成」VIなどで、後で使用するためのカスタムスケールを示します。

スケール後の最小値は、スケール後の値の範囲での最小値です。NI-DAQmxは、この値を最小プリスケール値に割り当てます。読み取り操作は、この値より小さいサンプルをクリップします。書き込み操作は、この値より小さいサンプルではエラーを生成します。

スケール後の最大値は、スケール後の値の範囲での最大値です。NI-DAQmxは、この値を最大プリスケール値に割り当てます。読み取り操作は、この値より大きいサンプルを除外します。書き込み操作は、この値より大きいサンプルがあるとエラーを生成します。

エラー入力は、このVIまたは関数の実行前に発生したエラー状態を示します。

デフォルトはエラーなしです。このVIまたは関数が実行する前にエラーが発生した場合、VIまたは関数はエラー入力の値をエラー出力に渡します。このVIまたは関数の実行中にエラーが発生した場合、通常どおりに実行してそのエラーステータスをエラー出力に設定します。エラーコードの説明を表示するには、「 シンプルエラー処理」VIまたは「 一般エラー処理」VIを使用してください。エラーをチェックしたり実行順序を指定するには、ノードのエラー出力を次のノードのエラー入力に配線してください。

プリスケール単位はスケールする値の単位です。

スケール後の単位は、スケール後の値に使用する単位です。任意の文字列を使用することができます。LabVIEWはグラフまたは表にラベルを付ける際に単位を使用します。

スケール出力は、このVIが作成するのカスタムスケールへのリファレンスです。

エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIまたは関数の実行前にエラーが発生したことを示す場合、エラー出力にも同じエラー情報が含まれます。それ以外の場合、エラー出力は、このVIまたは関数によるエラーのステータスを説明します。

フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。