LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

7. 後件部を作成する

  • 更新日2023-02-21
  • 3分で読める

ルール後件部は、ルール前件部と同様の方法で作成します。'電動屋根' IS '閉じている''水流出' IS '中程度'後件部を作成するには、以下の手順に従います。

  1. FL後件部を作成」VIをブロックダイアグラムに追加します。このVIはファジーシステムのルールの後件部(THEN部分)を作成します。
  2. FL後件部を作成」VIの変数指標入力とメンバーシップ関数指標入力に定数を作成し、両方を0に設定します。これらの入力は、電動屋根出力言語変数を閉じているメンバーシップ関数に関連付けることを指定します。
    メモ  「FL後件部を作成」VIは、「FL前件部を作成」VIとは異なり、条件入力がありません。「FL Create Consequent」VIは、常にメンバーシップ関数内の出力変数のメンバーシップの度合いに対応する後件部を返します。
  3. '水流出' IS '中程度'後件部を作成するために、ステップ1と2を繰り返します。温室ファジーシステムでは、中程度は2番目の出力言語変数(水流出)の2番目のメンバーシップ関数なので、 変数指標メンバーシップ関数指標の両方に1を設定します。
  4. ブロックダイアグラムに「配列連結追加」関数を追加します。
  5. 2つの入力要素が表示されるように「配列連結追加」関数のサイズを変更します。
  6. 最初の「FL後件部を作成」VIの後件部出力を「配列連結追加」関数の最初の要素入力に配線します。
  7. 2番目の「FL後件部を作成」VIの後件部出力を「配列連結追加」関数の2番目の要素入力に配線します。できあがったブロックダイアグラムのセクションは下図のようになります。

  8. VIを保存します。
前へ
6. 前件部を作成する
ホーム
チュートリアル: ファジー論理VIを使用してファジーシステムを変更する
次へ
8. ルールの前件部と後件部を組み合わせる

Log in to get a better experience