LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

9. ファジーシステムを保存する

  • 更新日2023-02-21
  • 4分で読める

このチュートリアルの前のセクションで、温室ファジーシステムの言語変数、メンバーシップ関数、およびルールを変更しました。これでファジーシステムを.fsファイルに保存できます。ファジーシステムを.fsファイルに保存するには、以下の手順に従います。

  1. ブロックダイアグラムに「FLファジーシステムを保存」VIを追加します。
  2. FLルールを設定」VIのファジーシステム出力出力を「FLファジーシステムを保存」VIのファジーシステム入力入力に配線します。
  3. FLファジーシステムを保存」VIのファイルパス入力を右クリックし、ショートカットメニューから作成→定数を選択します。
  4. パス定数にmodified greenhouse.fsファイルの絶対パスを入力します。「FLファジーシステムを保存」VIを実行すると.fsファイルが作成されます。
    メモ  また、ファイルI/O VIおよび関数を使用して相対パスを作成し、「FLファジーシステムを保存」VIのファイルパス入力に配線することもできます。
  5. Modified Greenhouse Fuzzy System VIを保存します。
  6. VIを実行します。VIは元のgreenhouse.fsファイルをロードして、指定した言語変数とメンバーシップ関数を変更して、ルールの新しい前件部と後件部を作成して、すべての変更をmodified greenhouse.fsファイルに保存します。

ファジーシステムデザイナを使用してmodified greenhouse.fsファイルを開き、温室ファジーシステムに対して行った変更を確認することができます。

また、「FLファジーコントローラ」VIを使用して、変更した温室ファジーシステムのファジー論理コントローラを実装することができます。labview\examples\control\fuzzy\Dynamic greenhouse controllerディレクトリにあるFuzzyEx Dynamic Fuzzy Controller for a greenhouseサンプルVIは、温室ファジーシステムのコントローラを実装します。このサンプルVIは、「FLファジーシステムをロード」VIを使用してgreenhouse.fsファイルをロードします。

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変更した温室ファジーシステムのコントローラを実装するには、代わりにmodified greenhouse.fsファイルをロードします。

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8. ルールの前件部と後件部を組み合わせる
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チュートリアル: ファジー論理VIを使用してファジーシステムを変更する

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