LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

8. ルールの前件部と後件部を組み合わせる

  • 更新日2023-02-21
  • 3分で読める

前のステップで作成した前件部と後件部を組み合わせてルールを作成するには、以下の手順に従います。

  1. FLルールを設定」VIをブロックダイアグラムに追加します。このVIはファジーシステムのルールの前件部、後件部、または関係を変更します。
  2. FLメンバーシップ関数を設定」VIのファジーシステム出力出力を「FLルールを設定」VIのファジーシステム入力入力に配線します。
  3. FLルールを設定」VIのルール指標入力に定数を作成して、ファジーシステムの最初のルールを変更することを指定するために0を指定します。
  4. 最初の「配列連結追加」関数の付加配列出力を「FLルールを設定」VIの前件部入力に配線します。
  5. 2番目の「配列連結追加」関数の付加配列出力を「FLルールを設定」VIの後件部入力に配線します。
  6. FL Set Rule」VIが集計されたルール前件部の真理値を計算する方法を指定するために、このVIの前件部接続子入力に定数を作成します。
  7. 前件部接続子定数でAND(最小)を選択します。これで集計されたルール前件部はIF '気温' IS '低温' AND '湿度' IS '乾燥'になり、このVIは集計されたルール前件部の真理値を求めるのに、個々の前件部のメンバーシップの度合いの最小値を指定します。
    メモ  このVIが集計されたルール後件部の真理値を計算する方法を指定することはできません。このVIは、常に個々の後件部のメンバーシップの最大の度合いを使用して、集計されたルール後件部の真理値を計算します。
  8. FLルールを設定」VIの後件部の含意演算入力に定数を作成します。この入力は、このVIがルールの重みに基づいて出力言語変数のメンバーシップ関数をスケールするために使用する含意演算方法を指定します。
  9. このVIで積含意演算方式を使用することを指定するには、後件部の含意演算定数でを選択します。
  10. サポートの度合い入力に定数を作成して、1を設定します。この入力はルールに適用する重みを指定します。最終的なルールの重みは、サポートの度合いと集計されたルール前件部の真理値の積です。

    できあがったブロックダイアグラムのセクションは下図のようになります。

  11. VIを保存します。
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7. 後件部を作成する
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チュートリアル: ファジー論理VIを使用してファジーシステムを変更する
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9. ファジーシステムを保存する

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