LabVIEW OPC UA Toolkit API Reference

ノーティファイアを追加 VI

  • 更新日2023-02-21
  • 6分で読める

ノーティファイアを追加 VI

1つ上のパレット: アラーム&コンディションVI

インストールパッケージ: OPC UAツールキット

親フォルダにノーティファイアを追加します。 ノーティファイアとは、関連するコンディションノードからイベントを取得するためにサブスクライブ可能なオブジェクトです。 イベント階層を確立するには、コンディションノードおよびソースノードを子ノードとしてノーティファイアに追加できます。

一部のコンディションノードタイプでは、余分なノードを追加する必要があります。

  • コンディションノードが偏差アラームの場合は、目標値ノードを追加する必要があります。
  • コンディションノードが非正常アラームの場合は、正常状態ノードを追加する必要があります。

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履歴アクセスは、親フォルダが履歴アクセスをサポートするかどうかと履歴イベントキューのサイズを指定します。
有効化は、アナログ項目が履歴アクセスをサポートするかどうかを指定します。 デフォルトはFALSEで、この項目が履歴アクセスをサポートしないことを指定します。
キューサイズは、履歴イベントのキューのサイズを指定します。 デフォルトは1000です。 履歴イベントキューは1つの履歴イベントのみを保存できます。 履歴イベントキューはノーティファイアのみに追加できます。 NIは、1つの履歴イベントを共有するように、コンディションノードおよびソースノードをノーティファイアに追加することを推奨します。
OPC UAサーバrefnum入力は、OPC UAサーバの参照データ値を指定します。
親フォルダノードIDは、親フォルダのIDを指定します。 ノードIDの形式は、ns=<ネームスペース指標>;<IDタイプ>=<ID>となります。 親フォルダが存在しない場合、このVIはルートレベルでフォルダを作成します。 ノードIDには以下のコンポーネントがあります。
  • ネームスペース指標は、ノードIDのネームスペースを示す10進数値です。
    ネームスペース指標が0の場合、ノードIDの形式は<IDタイプ>=<ID>となる可能性があります。 OPC UAツールキットで作成したノードのネームスペース指標は2です。
  • IDタイプはIDのタイプを表し、以下の値を持ちます。

    IDタイプ
    i数値
    s文字列
    gGUID
    b不透明
  • IDは、IDの名前をあらわす文字列値です。


ノードIDの形式は、ns=<ネームスペース指標>;<IDタイプ> = <ID>@<指標>:<指標> とすることもできます。 たとえば、ns=2;s=Folder.Array@1:2 となります。 この形式は配列データタイプのみに適用され、単一要素または配列の要素範囲の読み取りを可能にします。 ノード名に、@ は使用できません。

下位互換のため、親フォルダノードIDはOPC UAサーバのみの入力としてノードパスも受け付けます。 ノードパスをノードIDの文字列タイプIDとして考えることができます。 たとえば、ノードパスはDevice.folder.itemになります。
ノーティファイア名は、ノーティファイアの名前を指定します。
エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。 この入力は、標準エラー入力として機能します。
説明は、ノーティファイアの追加情報を指定します。
OPC UAサーバrefnum出力は、OPC UAサーバの参照データ値を返します。
ノーティファイアノードIDは、ノーティファイアのIDを返します。
OPC UAノーティファイアrefnum出力は、OPC UAノーティファイアの参照データ値を返します。
エラー出力には、エラー情報が含まれます。 この出力は、標準エラー出力として機能します。

サンプル

ノーティファイアを追加VIの使用サンプルは、labview\examples\Data Communication\OPCUAディレクトリにあるOPC UA Demo.lvprojで参照できます。

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