パッケージ出力のタイプ

パッケージドキュメント (.lvdist) を使用すると、パッケージまたはパッケージインストーラを作成してアプリケーションやアドオンをクライアントに配布できます。

次の表は、パッケージまたはパッケージインストーラのどちらを使用するかを判断する際に役立ちます。

出力タイプ 定義 ファイルタイプ インストール方法 構成オプション
パッケージ ターゲットマシンにインストールするソフトウェアの内容を含む単独の圧縮ファイルです。 .nipkg NI パッケージマネージャまたはSystemLink
メモ ほとんどの場合、インストール前に、そのパッケージ依存項目を含むフィードにパッケージを追加する必要があります。
フィードにパッケージを追加する―ソフトウェアのクライアントは、フィードをサブスクライブし、ネットワークアクセスを介してパッケージマネージャからパッケージをインストールできます。
パッケージインストーラ メインソフトウェアパッケージ、パッケージ依存項目、およびパッケージを抽出してターゲットマシンにインストールする実行ファイルを含むフォルダです。
メモ パッケージインストーラには、デフォルトですべてのパッケージ依存項目が出力に含まれているため、ソフトウェアのクライアントは、ネットワークアクセスなしでパッケージをインストールできます。
.exe パッケージインストーラファイルを実行します。
  • 依存項目を出力に含める代わりに、フィードを使用してパッケージ依存項目を参照する―フィードを参照するパッケージインストーラが実行すると、そのフィードの場所から依存項目が取得されます。
  • すべての依存項目の正確な階層とバージョンのインストールが必要―ソフトウェアのクライアントがパッケージをインストールすると、インストーラは、パッケージインストーラがビルドされたときにそれをビルドしたマシンにあった依存項目のバージョンを正確にインストールします。
    メモ この方法は、ターゲットマシンにインストールされているパッケージをアップグレードまたはダウングレードする可能性があるため、クリーンなマシンにインストールする場合にのみ推奨されます。