サウンド入力構成
- 更新日2025-07-30
- 4分で読める
データを集録し、バッファにデータを送信するように、サウンド入力デバイスを構成します。「サウンド入力読み取り」VIを使用して、データを読み取ります。
(Windows) このVIを使用するには、DirectX 8.0以降のバージョンが必要です。(Linux) このVIを使用するには、Open Sound System (OSS) ドライバが必要です。

入力/出力
サンプル数/CH
—
サンプル数/CHは、バッファでのチャンネルあたりのサンプル数を指定します。 連続した処理には、サンプル数を大きくします。メモリの使用量を減らしたい場合は、サンプル数を小さくします。
サンプリングモード
—
サンプルモードは、VIがサンプルを1回のみ集録する (有限サンプル) か、または連続的に集録する (連続サンプル) かを指定します。 有限サンプルモードでは、サンプル数/CHで指定されたサンプル数の書き込みが完了するまで、サウンド入力読み取りのみを呼び出します。連続サンプルモードで、必要に応じて「サウンド入力読み取り」を繰り返し呼び出すことができます。
デバイスID
—
デバイスIDは、サウンド処理するためにアクセスする入力または出力デバイスです。通常はデフォルト値0を選択します。 値は0~n–1の範囲 (nはコンピュータ上の入力または出力デバイス数) です。
サウンド形式
—
サウンド形式は、取得レート、チャンネル数、およびサウンド処理のサンプルあたりのビット数を設定します。これらの制御器の値はそれぞれ、サウンドカード上で従属関係にあります。 メモ サンプルレート(S/s )と サンプルあたりのビット 数を高く設定すると、VI実行時にコンピュータのメモリをより多く使用します。また、一部のオペレーティングシステムとサウンドカードはすべてのサウンド形式のオプションをサポートしていません。
エラー入力 (エラーなし)
—
エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
タスクID
—
タスクIDは指定したデバイスの構成に関連したID番号を返します。タスクIDを他のサウンド処理のVIに渡すことができます。
エラー出力
—
エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。 |
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Graphics and Sound\Sound\Continuous Sound Input.vi
- labview\examples\Graphics and Sound\Sound\Finite Sound Input.vi
- labview\examples\Graphics and Sound\Sound\Simultaneous Sound Input Output.vi
サンプル数/CH
—
デバイスID
—
サウンド形式
—
サンプルレート (サンプル/秒)
—
エラー入力 (エラーなし)
—
タスクID
—
エラー出力
—