単一または複数の波形の信号をフィルタ処理します。複数の波形のフィルタ処理を行っているとき、VIは各波形に対し別々のフィルタ状態を維持します。信号入力およびIIRフィルタ仕様入力に配線するデータタイプにより、使用する多態性のインスタンスが決まります。

メモ 複数チャンネルの連続処理にこのVIの単一チャンネルインスタンスを使用しないでください。


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「デジタルIIRフィルタ」VIは、IIRフィルタ仕様およびオプションIIRフィルタ仕様の配列に従って、波形配列内の信号をフィルタ処理します。複数の波形をフィルタ処理している場合、VIは各入力波形に異なるフィルタを適用して、各波形に対して異なるフィルタ状態を維持します。VIは、フィルタの次数が0以下の場合のみオプションIIRフィルタ仕様を使用します。フィルタリセットを配線する必要はありません。このVIは初期の呼び出しの際自己リセットします。

メモ 一般的に、IIR 2次ステージはIIR 4次ステージよりも安定した結果を提供します。NIは、IIR 2次バンドパスフィルタ構造オプションとして、または幅がとても狭いパスバンドやストップバンドなど、極度のIIRフィルタ仕様タイプとしてバンドストップを指定することを推奨します。

「デジタルIIRフィルタ」VIは、ワンショットモード (単一呼び出し) でも連続モード (履歴を伴う複数呼び出し) でも、単一チャンネル測定を実行できます。複数チャンネル測定はワンショットモードでのみ実行できます。連続モードで複数チャンネルの測定を行う場合は、このVIの複数チャンネルインスタンスを使用するか、1つのチャンネルに対しこのVIの1つのインスタンスを使用してください。

このVIの単一チャンネルインスタンスは、主に単一チャンネルの連続処理のために設計されています。通常Forループでこの単一チャンネルVIを使用して、波形配列に指標付けすることで複数チャンネルを連続的に処理して、複数チャンネルにこの動作を適用しないでください。

このVIの単一チャンネルインスタンスは、単一チャンネルのみの内部状態情報を維持します。フィルタリセット制御器を使用して履歴を消去せずに、このVIを呼び出して別のチャンネルを処理すると、このVIの予期せぬ動作が発生する原因となります。これは、内部状態情報が1つのチャンネルから別のチャンネルに渡されるためです。

サンプルプログラム

LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

  • labview\examples\Signal Processing\Waveform Measurements\Frequency Analysis of a Filter Design.vi
  • labview\examples\Signal Processing\Waveform Conditioning\IIR Filtering Using Optional Specs.vi
  • labview\examples\Signal Processing\Waveform Conditioning\IIR Filtering and Response.vi