分散するポイントに対して2D補間を実行します。

このVIは、表形式のXYZの値 (2つの独立変数と1つの従属変数) を受け取り、XxiYiの各位置に相対する補間値Ziを返します。

使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。


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入力/出力

  • ci32.png 方法

    方法には、補間方法を設定します。

    0最短―最短ポイント (平滑化なし) に対して補間を行います。この方法では、(Xi, Yi)に最も近いポイントを特定し、Zの対応する値をZiに割り当てます。
    1

    線形 (デフォルト)―選択した三角形 (平滑化なし) に対して線形補間を行います。このメソッドは、三角形の内部の点に対し、(X, Y)の凸包を三角形に分割し、Ziを補間します。

    (Xi, Yi) は、(X, Y)の凸包の内部でのみ有効です。外部にある場合、この関数はNaNを返します。

    2

    3次―選択した三角形 (平滑化) に対して3次補間を行います。このメソッドは、三角形の内部の点に対し、(X, Y)の凸包を三角形に分割し、Ziを補間します。

    (Xi, Yi) は、(X, Y)の凸包の内部でのみ有効です。外部にある場合、この関数はNaNを返します。

    3

    重調和スプライン―重調和スプライン補間 (平滑化) を実行します。この方法では、グリーン関数によって2D重調和スプライン補間が計算されます。

    重調和スプライン補間法の詳細については、数学に関する関連ドキュメントトピックの「A Practical Guide to Splines」を参照してください。

  • c1ddbl.png Z

    Zは、既知のポイントの値です。

  • c1ddbl.png X

    Xは、既知のポイントのx座標です。

  • c1ddbl.png Y

    Yは、既知のポイントのy座標です。XYZのサイズは同じでなければなりません。

  • c2ddbl.png Xi

    Xiは、Xの対応する値の2D配列です。対応する補間値のセットはどちらも、従属変数Ziを計算します。

  • c2ddbl.png Yi

    Yiは、Yの対応する値の2D配列です。対応する補間値のセットはどちらも、従属変数Ziを計算します。

    Yiのサイズは、Xiのサイズと等しくなければなりません。

  • i2ddbl.png Zi

    Ziは、独立変数値XiYiに対応する補間値の2D配列です。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Mathematics\Interpolation\Scattered 2D Interpolation.vi