適応求積法法を使用して数値積分を実行します。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。


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入力/出力

  • cstr.png 被積分関数

    被積分関数は積分する数式を指定します。独立変数はx である必要があります。

  • cdbl.png 上限

    上限は積分の上限です。デフォルトは1です。

  • cdbl.png 下限

    下限は積分の下限です。デフォルトは0です。

  • cdbl.png 許容範囲

    許容範囲は、求積法の確度を制御します。より小さい許容範囲は、より精密な結果を出力しますが、計算に要する時間が長くなります。デフォルトは1E-5です。

  • idbl.png 結果

    結果は積分結果を返します。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • このVIは、許容範囲を含む区分の4ポイントおよび7ポイントロバット求積法の違いを比較して、計算の反復を終了します。違いが許容範囲より小さい場合、アルゴリズムが反復を停止し、次の区分へ移動します。

    1D求積法

    このVIは、適応ロバット求積法を使用して次の積分の数値を評価します。

    ここで、x1上限x0下限です。

    高確度な結果を得るために、以下のフロントパネルに示すように、被積分関数f(x)が大きく変化するとこのVIは積分を部分区分に分割します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Mathematics\Integration and Differentiation\VI Reference Based Quadrature.vi