PIDオートチューニング設計 (コーエン・クーン)
- 更新日2025-03-14
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選択した多態性インスタンスと関連付けられているチューニング方法を使用してオートチューニングを実装します。このVIは、指定した刺激信号と応答信号に基づいてPIDパラメータを生成します。チューニングするシステムに関する十分な情報がない場合に、このVIを使用して最初のパラメータを生成できます。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。

入力/出力
![]() コントローラタイプには、PIDゲインとして返すパラメータを指定します。
![]() 刺激信号には、刺激信号を表す配列を指定します。 ![]() 応答信号には、応答信号を表す配列を指定します。 ![]() 閉ループ?には、システムが閉ループかどうかを指定します。閉ループ?をTRUEに設定した場合、このVIは、入力信号から判定した閉ループ値に基づいて開ループパラメータ値を推測します。 ![]() dt (s) には、このVIが呼び出される間隔を秒数で指定します。dt (s) がゼロ以下の場合、このVIは分解能1ミリ秒の内蔵タイマーを使用します。デフォルトは 0 です。 ![]() コントローラゲイン (K) には、コントローラゲインの初期値を指定します。この値は、PIDゲインの積分時間 (Ti, min) コンポーネントを計算するために使用されます。デフォルトは 0 です。 ![]() 刺激オフセットは、プラントの計算された刺激オフセットを返します。 ![]() 応答オフセットは、プラントの計算された応答オフセットを返します。 ![]() PIDゲインは、プラントの計算されたPIDゲインを返します。
![]() プラントパラメータは、計算されたゲイン、時定数、プラントのデッドタイムを返します。
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サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\control\PID\Autotuning PID Offline.vi