クラスタの4つの要素は、フロントパネルウィンドウの内部領域の上、左、下、右の値であり、スクロールバー、タイトルバー、メニューバー、およびツールバーは含まれません。クラスタ要素はグローバルスクリーン座標にあり、数値は (開いているウィンドウではなく) コンピュータモニタに表示される座標を参照します。

このプロパティは、フロントパネルが開いているVIにのみ設定できます。このプロパティを設定するVIをユーザには表示しない場合は、フロントパネルウィンドウ:状態プロパティをHidden状態にして、VIのフロントパネルを非表示にします。

このプロパティを読み取ると、LabVIEWはVIのフロントパネル境界を返します。VIのフロントパネルが開いていない場合、LabVIEWは最後に保存した位置でVIのフロントパネル境界を返します。フロントパネル内のオブジェクトのサイズや配置を変更すると、フロントパネルのバウンドが調整されます。フロントパネルオブジェクトの境界を変更すると、データが動的に変化する可能性があります。

サブパネル制御器にVIをロードする場合、このプロパティは読み取り専用です。

要素

名前 説明
グローバルスクリーン座標で、フロントパネル内部領域の左端の水平座標です。
グローバルスクリーン座標で、フロントパネル内部領域の上端の垂直座標です。
グローバルスクリーン座標で、フロントパネル内部領域の右端の水平座標です。
グローバルスクリーン座標で、フロントパネル内部領域の下端の垂直座標です。

備考欄

以下の表は、このプロパティの特性の一覧です。

短い名前 FP.PanelBounds
データタイプ cnclst.png
権限 読み取り/書き込み
ランタイムエンジンで使用可能 はい
リアルタイムオペレーティングシステムで利用可能 はい
VI実行中に設定可能 はい
フロントパネルをメモリにロード はい
使用前に認証が必要 いいえ
ブロックダイアグラムをメモリにロード いいえ
リモートアクセス可能 はい
ユーザインタフェースがアイドルになるまで待機 いいえ
制御VIで使用可能 はい
グローバルVIで使用可能 はい
指定タイプ定義で使用可能 いいえ
多態性VIで使用可能 いいえ