現在、クリップボードに保管されている画像を返します。

LabVIEWランタイムエンジンでは、クリップボード:画像を取得メソッドはサポートされていません。ビルドアプリケーションにこのメソッドを含めた場合、メソッドは正しく動作しません。

パラメータ

名前 データタイプ 必須 説明
画像深度 ci32.png いいえ

画像の各ピクセルを表示するのに使用するビット数である、画像のカラー深度を指定します。有効な値は、1ピクセルあたり148 (デフォルト)、および、24ビットです。

画像 i1du8.png いいえ
画像の各ピクセルの色をラスター順で表したバイト配列です。画像深度の値は、LabVIEWでの出力値の解釈方法を指定します。

画像深度24の場合、各ピクセルは3バイトで色を表示します。各ピクセルの最初のバイトは赤の値、2番目のバイトは緑の値、そして、3番目の値は青の値を示します。

画像深度8の場合、各ピクセルは1バイトで色を表示します。各ビットの値は、赤、緑、青の値が後に続く、最上位バイトがゼロの32ビットRGB値を格納するの要素に対応します。

画像深度4の場合、0から15を含む画像の有効値を除いて、画像深度8の場合と似た動作になります。

画像深度1の場合、画像の0の値はすべての要素0に対応します。その他のすべての値は、の要素1に対応します。

配列のサイズは、パッディングのため、予想以上のサイズになる可能性があります。
i1du32.png いいえ

画像の値に対応するRGBカラー値の配列です。画像深度の値は、LabVIEWでの出力値の解釈方法を指定します。画像深度24の場合、LabVIEWはこの出力を無視します。画像深度8の場合、配列に256の要素が含まれます。画像深度4の場合、配列に16の要素が含まれます。画像深度1の場合、配列に2の要素が含まれます。

境界 inclst.png いいえ

画像の四角形枠を上、左、下、右の値として返します。

備考欄

以下の表は、このメソッドの 特性の一覧です。

短い名前 Clipboard.Get Image
データタイプ 戻り値なし
ランタイムエンジンで使用可能 はい
リアルタイムオペレーティングシステムで利用可能 はい
リモートアクセス可能 はい