このダイアログボックスを表示するには、タイプ定義の未解決インスタンスを右クリックして、ショートカットメニューから確認してタイプ定義から更新を選択します。

このダイアログボックスでは、タイプ定義の未解決のインスタンスを手動で更新できます。未解決のインスタンスは淡色で表示され、そのインスタンスが含まれているVIの実行ボタンは、壊れた状態で表示されます。

また、このダイアログボックスでは、確認してタイプ定義から更新が無効にされているタイプ定義のインスタンスを手動で更新することもできます。たとえば、タイプ定義を変更したときに自動的に更新してほしくない、アプリケーション内のインスタンスの自動更新を無効にした場合、確認してタイプ定義から更新ダイアログボックスを使用して、インスタンスを手動で更新できます。

オプション 説明
インスタンスリスト

未解決のタイプ定義インスタンス、およびそれらのインスタンスが含まれるVIの名前を表示します。前回のデフォルト値を表示して、インスタンスを解決するには、このリストからインスタンスを選択してください。そのインスタンスの新しい予測値を変更して受け入れることもできます。

  • インスタンス-LabVIEWが正しく自動更新できないインスタンスを表示します。未解決のインスタンスは、インスタンス番号の横にXが表示されます。承認されたインスタンスは、インスタンス番号の横にチェックマークが表示されます。
  • VI名-各インスタンスを含むVI名を表示する
前のデフォルト値

インスタンスリストで選択したインスタンスを表示します。前のデフォルト値には、タイプ定義を更新する前のインスタンスのデフォルト値が表示されます。LabVIEWマッピングプロセスにより失われたか、間違って配置されたデータが含まれている制御器がハイライトされます。

新規デフォルト値

インスタンスリストで選択したインスタンスが、変更の適用後にどのように見えるかを表示します。そのインスタンス内の制御器または定数の値は変更できます。LabVIEWマッピングプロセスにより失われたか、間違って配置されたデータが含まれている制御器がハイライトされます。

すべてを承認

インスタンスリストにリストされているすべてのインスタンスのすべての変更を承認します。変更の承認後もデフォルト値を確認して編集できます。変更の承認後に値を変更しても、承認されたインスタンスは新しいデフォルト値の中の制御器または定数に最後に表示された値に更新されます。

承認

承認されたインスタンスを更新して、ダイアログボックスを閉じます。承認しなかったインスタンスは、承認されるか、タイプ定義から切り離されるまで、未解決の状態のまま残ります。

変更を適用

現在、インスタンスリストで選択されているインスタンスへの変更を承認します。変更の承認後もデフォルト値を確認して編集できます。変更の承認後に値を変更しても、承認されたインスタンスは新しいデフォルト値の中の制御器または定数に最後に表示された値に更新されます。

メモ LabVIEWは、承認されたインスタンスの現在の値とデフォルトの値の両方を更新します。

関連情報

タイプ定義について

タイプ定義および指定タイプ定義を作成する

タイプ定義を手動で更新する