システムハードウェアを管理する
- 更新日2024-10-23
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このセクションでは、 ハードウェア構成ユーティリティでシステムとデバイスを管理する方法について説明します。
ハードウェア検出タイプ
システムぺーンには、システム内でデバイスがどのように接続されているかが表示されます。ハードウェア構成ユーティリティで使用できるさまざまな接続方法の詳細については、以下の表を参照してください。
ハードウェア検出タイプ | アイコン | 動作 | サンプルプログラム |
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自動検出済み |
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ドライバによって認識され、システムぺーンに自動的に表示される、USBケーブルでコンピュータに接続されているデバイス。 |
手動で識別済み |
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ローカルネットワークを介してシステムに接続されているデバイス。
メモ これは、イーサネットやGPIBデバイスで必要とされる一般的な接続方法です。
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ユーザ宣言済み |
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デバイスの1つに接続されている温度センサ。 メモ これは、アクセサリの一般的な接続方法です。
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- ハードウェア構成ユーティリティによって自動的に検出されないデバイスを追加する方法については、「ハードウェアを手動で追加する」を参照してください。
- シミュレーションデバイスをシステムに追加する方法については、「システムハードウェアをシミュレーションする」を参照してください。
ハードウェアを手動で追加する
ハードウェア構成ユーティリティのシステムぺーンに自動的に表示されないハードウェアデバイスを追加するには、以下の手順に従います。
- システムぺーンのツールバーでハードウェアを追加ボタンをクリックします。
-
以下のデバイスタイプから選択して、見つからないハードウェアデバイスを追加します。
見つからないデバイスのタイプ 必要な手順 ローカルネットワークリソース 検出されたハードウェアタブのリストからリソースを選択し、追加をクリックします。 既知のIPアドレスまたはホスト名を持つデバイス アドレス別にハードウェアを追加タブをクリックし、デバイスIPアドレスまたはホスト名を入力して、接続をクリックします。 - デバイスにログイン認証が必要な場合は、認証情報を入力します。
デバイスがシステムぺーンに追加されたことを確認します。デバイスドライバのインストールなどの特定の変更を有効にするには、ハードウェア構成ユーティリティの再起動が必要になる場合があります。
システムハードウェアをシミュレーションする
ハードウェア構成ユーティリティでシステムにシミュレーションハードウェアを追加できます。シミュレーションデバイスを、現在使用不可またはメンテナンス中のデバイスのプレースホルダ、あるいは後で取得してシステムに統合する予定のデバイスのプレースホルダとして使用します。
- システムぺーンのツールバーでハードウェアを追加ボタンをクリックします。
- シミュレーションタブをクリックします。
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シミュレーションするデバイスをリストから選択します。フィルタを使用してデバイスを検索します。
メモ 選択したデバイスをシステムに追加する前に、そのデバイスに必要なドライバをインストールする必要があります。必要なドライバの詳細がこのウィンドウに表示されます。メモ 一部のデバイスでは、シャーシなどの特定の親デバイスがシステム内に存在する必要があります。操作を続行するには、このデバイスがシステム内に存在することを確認してください。
- 接続先ドロップダウンを使用して、ハードウェアを追加するシステムを選択します。
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追加をクリックして、シミュレーションデバイスを追加します。
デバイスがシステムぺーンに表示され、デバイスシリアル番号にシミュレーションと表示されます。
リモートリアルタイムシステムを追加する
リモートRTシステムに接続するには、以下の手順に従ってください。
- ハードウェアを追加...をクリックします。
- 検出されたハードウェアのリストからリモートRTシステムを選択するか、アドレスで指定するタブをクリックし、ホスト名またはIPアドレスを使用して手動で追加します。
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(オプション) リモートRTシステムがパスワード保護されている場合、画面の指示に従って管理者の資格情報を入力します。
メモ ソフトウェアを管理やディスクをフォーマットなどの操作では、パスワード認証が必要です。パスワード保護されたシステムを追加する場合にこの手順を省略すると、これらの操作を実行しようとしたときに、資格情報の入力を求められます。資格情報を入力すると、ユーザ名がシステムペーンのツールバーに表示されます。
このプロセスの詳細については、「ハードウェアを手動で追加する」を参照してください。
ハードウェア構成ユーティリティからリモートRTシステムを削除するには、システムペーンのツールバーにある削除ボタンをクリックします。
デバイス検出のトラブルシューティング
リモートシステム検出ウィザード
検出されなくなったハードウェアのトラブルシューティングを行うには、ハードウェアを追加をクリックし、トラブルシューティングをクリックします。
ダイアログの手順に従ってリモートシステムに接続してください。
その他のトラブルシューティング
ご使用のデバイスがオペレーティングシステムでサポートされていることを確認し、必要なドライバがインストールされていることを確認してください。詳細については、「NIハードウェア/ソフトウェアとOSの互換性」を参照してください。
lsni -vこのコマンドは、検出されたシステム構成APIエキスパート、および検出されたハードウェアリソース (リソースホスト名、プライマリエキスパート、モデル名、シリアル番号、IPアドレス (該当する場合)) を表示します。